小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

ap bank fes'11 DVD

2012.02.29 22:44

今年のことはまだ決まり切っていないですが、
今年も「Fund for Japan」というのは意識していこうと
櫻井君やミスチルのメンバーとは話し合っています。

そんな中で、昨年のap bank fes'11 Fund for Japan
のDVDが本日発売になりました。

もちろんこのDVDによる収益金は、
すべてap bank Fund for Japan を通じて、
東日本大震災の復興支援に充てます。


もうひとつの「みっつのマル」

2012.02.26 19:38

みっつのマルに追加の話なんですが、
この前言った、「おいしさ」「安全安心」「コスパ」というラインと、
もうひとつあります。

もうひとつのライン、
その1つ目は、kurkkuには、シェフとともに
レストランやカフェで探している美味しさがあり、
プロの目で見た、食に対する声が反映できるということです。

2つ目は、「耕す」という自主有機生産拠点を持つことで、
日々生産の実態を学び検証しています。
つまり、生産者の本当の声を聞くことができるようになります。
これからも生産者や生産地に対して、
深く、スピーディーに、そして責任を持ったやりとりを
続けることができると思っています。

3つ目は、やはり「ap bank」の存在でしょうか。
これは、主に食の安全や、後継者問題などが、
ap bankの融資先、ボランティアを通しての
人々の繫がりや農林水産などの地方行政とのやりとりから
見えてくるものが沢山あります。
結果として、ap bankは、food kurkkuが
単なる営利主義に走らないように、
監視する役割にもなっているように思います。

自分で言ってなんですが、
みんなに選んでもらって未来を変えるしかない以上、
今日のところは、ある意味セールストークでもあります。

「food kurkku」「kurkku DELI」そして「kurkku cave」
いよいよ明日午前7時グランドオープンです。



kurkku DELI

2012.02.25 01:45

もうひとつ特徴は、food kurkkuの奥に、
「kurkku DELI(クルックデリ)」があって、
そっちにもちゃんとした厨房設備があるのですが、
デリのフードプロデューサーとして、
中華の超人気店「美虎」の五十嵐美幸シェフが担当するのです。

彼女の料理はもちろん素晴らしいのですが、
このデリに合わせて、僕らはもちろん
彼女のデリ用のメニューを試食をしたのですが、
本当にバランスがいい。

中華って普通もうちょっとこってりするんだけど、
彼女の場合はそれがないのに、
ちゃんとパンチや食べ応えというのは残っているんですよ。
本当に風味豊かだけど新しい、
特に日本人に愛されるような中華が、普段使いで食べられます。
これはぜひ使えますよ。

明日は「food kurkku」「kurkku cave」
ともに11時から15時までプレオープンです。


小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。