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<title>エコレゾ ウェブ</title>
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<copyright>Copyright 2012</copyright>
<lastBuildDate>Sat, 14 May 2912 16:22:59 +0900</lastBuildDate>
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<title>中沢新一×小林武史（２）「いま、僕らが探さなければならないこと」</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[<p class="read">
「僕は中沢さんの影響を多大に受けている」という小林武史と中沢新一さんの対談が遂に実現！ 「資本主義が死に近づいていっているという感覚が生まれている」という今、僕らはどういうこと考えてどういう行動をしなければならないのか？という問いについて、「政治」「グローバル資本主義」から「音楽」まで、熱く語り尽くした。
</p>
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5376.php">BACK←</a></div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5376.php">1</a></div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: black">2</div><br /><br />
<h2>二種類の「国境のない世界」</h2>
<h3>新自由主義の不健康なバランス</h3>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>小林</strong>　中沢さんが言われるように、経済という等価交換システムが「人間のつながり」のようなものを断ち切っていったんだというのは、日本の社会でも如実なことなんだと思います。ただ、いまの中国やシンガポールのように、ある種の父性原理とでもいうんでしょうか、中華思想のような「強さ」が現状ではうまく回っているという例がありますよね。このあいだ初めてシンガポールに立ち寄る機会があったんですが、個人的に好きかどうかは別として、そういった経済原則の合理性による「強さ」を実感しました。それにくらべて日本はどうにも繊細というか、ひねくれているようなところがあるんだなと感じてしまいます。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そうですね。ただ、いま実現されているような"バランスの取り方"というのは非常に不健康だから、もっと別の、もっと深い部分の"バランスの取り方"というのがあるのではないか、それが僕らが探さなきゃいけないことなのではないかと思っています。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r_all">
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</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>小林</strong>　「不健康」というのはどういうことなのか、もう少し具体的に教えていただけますか？
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そうですね、例えば小泉さんがやったことが健康だったかどうか。今、僕らの社会が陥っている様々な問題は、あの時期をきっかけにして吹き出してきました。小泉さんは人気がありましたし、政治家としての能力は、強く持っていた人です。ただ、僕らがもっとも大事にしなければいけないと思っているものが、あの頃を境に根底から破壊され始めたという印象がありますが。小林さんはどう思われます？
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
<strong>小林</strong>　もちろん持っています。ただ、小泉さんの「新自由主義」と「靖国参拝」、サルコジさんでいえば「新自由主義」と「カソリック的保守」。矛盾とはいえ、これらを組み合わせることで、何がどう問題になってくるのかということころが、いまひとつ僕には明解に説明できないんです。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そういう形で二極化してしまう今の世界の流れそのものを乗り越えなきゃいけない。
新自由主義の考え方は、資本主義を19世紀の状況に引き戻してしまう側面があります。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
20世紀の終わり頃の資本主義は、それまでとは別の方向に自己変異を遂げていく可能性が見えていました。
その資本主義の自己変容の可能性に大きな衝撃を与えたのが「ベルリンの壁崩壊」と「ソ連の崩壊」でした。資本主義に80年代に生まれていた様々な可能性の萌芽が、そのことで一気に逆流に押し流されて、資本主義が単一の方向へ向かい始めていました。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　本当にそうですね。すべてはお金の為に、経済合理性だけで回っていくということになって、多様性やそれぞれの個の色合いというものが急速に失われていきましたね。
</p>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l_all">
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</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>中沢</strong>　そういうことがいまになってよく見え始めています。資本主義が死に近づいていっているという感覚が生まれています。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　その感覚はものすごくわかります。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そんななかで僕らはどういうことを考えてどういう行動をしなければならないのか。たぶん、小泉さんやサルコジさんのようなやり方では解決がつかないでしょう。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　僕がap bankというものを立ち上げたり、そこで農業などに取り組んでいるのは、これからはみんなが第一次産業を選んでいかなければならない時代になるのでという考えがどこかにあるからなんです。それも、強力なリーダーシップを持つ人が「第一次産業をやれ」というのではなくて、みんなが選んでいくようにするということが重要だと思っています。そのためには、魅力のある農業のスタイルをつくるということと、第一次産業がキーになる循環をつくるということが先決だという思いでこつこつとやっているつもりなんです。
</p>
</div>
</div>
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　小林さんはその一方で別の可能性にもひかれているのではないですか。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　......というのは？
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　いまの経済のシステムそのものにも利用できる部分があって、それを生かして一次産業的なものを豊かにしていく可能性というか。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
<strong>小林</strong>　そうですね......これは本当に難しいところなんですが。例えば橋下さんにあれだけ人気があるのは、強力なリーダーシップという魅力もあるのでしょうが、これまでの堕落した政党政治に国民が深い閉塞感を感じてしまったことが大きな要因なわけですよね。だから、個人的にシンガポールモデル（橋下氏の掲げるカジノ構想）が良いとは思わないんですが、大阪の人たちが彼についていく理由はすごくわかりますね。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>中沢</strong>　そうですね。橋下さんは指導者としてとても面白い人です。ただブレーンたちの考えがいかにも浅いという印象を受けます。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　そのあたりすごく興味がありますが、そこを深堀りするとまた長い話になりそうですね（笑）。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　今日のところはやめておきましょう（笑）。
</p>
</div>
</div>
<h3>グローバルなところから切れた組合をたくさん作る</h3>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　ap bankのような、農業支援の活動ってもともと「組合型企業」みたいなものじゃないですか？　僕らがグリーンアクティブでやりたいと思っているのが、そういう「組合型企業」をもっといっぱい作っていくということなんです。「バンク（銀行）」というものがグローバル経済というものに飲み込まれてすべてが繋がってしまったからです。そことは繋がりが切れたところにある金融システムをいっぱい作っていかなければいけない。グローバルなところから切れた組合をいっぱい作って、それらを繋いでいかないと、日本だけじゃなく世界中の人間的な社会は破壊されてしまいます。それに対する防御壁をこれから作ろうというのが、グリーンアクティブが取り組もうとしていることです。そういう意味ではap bankは先鞭をつけています。
今日の対談、すごく意味があるなあ。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　大きな力から切れたところで組合的にそういうことが増えていく。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa2_03.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa2_03.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
そして、それらが繋がって串刺しになっていくという感覚をみんなが求めているような気がするんです。それは僕だけではなくて、同じようなことに取り組んでいる人たちの多くにそういう思いがあるのではないでしょうか。小さなところで分かれてそれぞれが頑張ろうよといっててもなかなか難しいところがある気がするんですよね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　たしかに、コミュニケーションが複雑になってくるしね。効率性を良くしてコミュニケーションを疎通させていこうとすると、組合型の組織はじゃまになる。民族とか国家で言葉や文化が分かれている状態も効率が悪い。そういうのを全部解体して、世界的に効率の良いシステムに変えていこうとなると国境がない状態がどんどん作られてくる。
「国境のない世界」というとジョン・レノンの「イマジン」が浮かぶけれど、ここに出てくる「国境のない世界」と、今のグローバル資本が目指している「国境のない世界」というのはどこか本質的に違うんです。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
<strong>小林</strong>　本当にそのとおりですよね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　おそらくジョン・レノンの思う「No Boundary」というのは、一個一個の存在が自立した単位を持っていて、自分の上に被さっていた"国"というBoundary（境界線）は外していきましょう、そして一個一個の人間同士で繋がっていきましょうということだったと思うんですね。それに対してグローバル資本にとっては、ただ単に「国境など関係なくお金が動く」ということです。今はこの力が音楽の質まで変えてしまって、ある意味で音楽業界自体がものすごい自己変容をし始めてしまっていますよね。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　「視覚」がその最たるものですね。ふつうの音楽番組にしてもそうだし、グラミーなどのアワードを観ていても、すべての音楽は（カメラの）カット割りから逆算して作ってるんじゃないかと思うくらいです。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
映像にしたときに映える楽曲、それにふさわしいタレント／キャラクターの選定。つまり、音楽を聴くことで魂が自由に揺れ動くことのできる範囲を、音楽が自らどんどん狭めていってしまっているような気がします。
ロックが東を向いていた時代、ビートルズがアジアを目指した時代には、音楽は本来「響き」であって、それがさきほど中沢さんがおっしゃった個のつながりによる多様性や、国境を越えていくことそのものだったと思うのですが。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　いまは「効果」が目的として最初にあって、それに合わせて言葉を組み立てている。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　そうですね。もちろん「効果」が大事だということは僕も重々わかるんです。エンターテインメントの部分とかではね。でも、音楽には本当は別の息吹や命というものがあるはずなんです。
</p>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa2_04.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa2_04.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>中沢</strong>　僕は音楽に救われたっていうところがすごくあって。二十代の頃に学問をやっていて、知性の感覚のバランスが取れなくなってしまった時期があるんです。それで人格が危険な状態になってしまって。
これをどうやって乗り越えていったらいいかなと思ったときに自分の前に仏教があらわれてきて、チベット仏教を勉強するためにネパールへ出かけていきました。３年ぐらいかけて自分の中で壊れはじめていたものをもう一回再構築して作り直して、かなりバランスの取れた状態で日本に戻ってきたんです。
そうしたら、不幸なことにそのころ日本では「ニュー・アカデミズム」なるものが始まっていて、ものすごく知的なことを要求されるわけです。周りはもう知的な人ばかりで、そのなかでまた苦しい状態になってしまう。僕からするともう、知的な人たちと同じことを考えたくないし、いっしょに何かやることなんて出来ない......。
そうしたら、不思議なきっかけがいろいろあって、細野（晴臣）さんが現れたんです。
</p>
</div>
</div>
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　そのとき、細野さんは細野さんで僕と同じような問題を抱えていた。YMOはある意味で音楽の知的な側面を強くしすぎてしまったじゃないですか？　
細野さん自身は、音楽には「みぞおちの辺りが疼いてくる」というようなものを求めている。それなのに、周りはなんだか大脳で音楽を処理するようになってしまっていて、それが行き着くところまでイっちゃった感じがする、と。それは僕が抱えていた問題と全く同じだったんです。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　なるほどね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　それで、ふたりで「観光」（中沢さんと細野さんの共著）の旅を始めました。そういう知的なものと感覚的なもののバランスを、身近な伝統のなかで確認しようというのがテーマでした。この旅で、僕は段々とまたバランスを取り戻しはじめたんですよね。そこで僕は音楽の力を再認識しました。
音楽は元々ただの音ですが、そこに五度のずれというのが発生した。基音と五度音の違いというのは人間にすごい微妙な感覚を与えるます。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
まさに知的なものと感覚的なものが一体になって快感を生んでる。そこから自然にペンタトニック（五音音階）が発生した。音楽はものすごく古い。そしてそれは考えてみれば知的なことでもあります。そのころ人類はカレンダーを刻むなんてことも同時に始めている。つまり、音楽が「数」というものを人間の頭のなかに発生させたんです。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　ハーモニーとしてもそうだし、リズムとしても音楽は数を考ますからね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　人間の音楽っていつも合理化できないズレみたいな部分があって、そこが細野さんの言う「みぞおちが疼くような」ものを発生させる元になっているんです。
ところが19世紀になってヨーロッパで平均律というのが考え出されて、音程を平均してしまう。これは、ズレをいかに消していくかというヨーロッパ人の挑戦だった。こうして音の組織は完全に合理化されてきて、今まで民族音楽がやってきた不条理な感覚とはかけ離れてしまった。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>小林</strong>　まあ「成長」とも言えるでしょうけども。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そうですね。こうして音楽が段々と合理化されていって、教会音楽がクラシックになり、すごいシステムを作って、最後はもう全然楽しくないものになってしまった。現代音楽ですね。シェーンベルクなんかは、これが西洋音楽の命だと思って合理化の極地まで持ってっちゃう。そうするともう全然楽しくない音楽になってしまうわけです。では「なんで楽しくなくなってしまったのか？」。これは仕方がないんですよね。西洋音楽が「合理化する」というシステムでやってきたからです。
そこでロックが生まれてきました。「合理化」ではなく「快楽」という原形に音楽が戻って来るわけです。ロックはプログレに至るくらいまで、不合理の探求をやってきた。でもそこに今度はお金というものが強力に入り始めて、また「別の合理化」が始まってしまった。それによって、快感の発生原理みたいなものが消えてしまうんじゃないかという気持ちが細野さんを不幸にしていた。そしてそれは今の状況にまで続いているわけです。
</p>
</div>
</div>
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　これはもう最初に話していた問題と全く同じ主題なんですよ。新自由主義と、それとのバランスの問題とか、組合型の組織とグローバル企業の関係とか。音楽にはそういうことがいちばん端的に現れているんじゃないでしょうか。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　なるほど。すごく実感として分かるところがあります。
......で、予定の時間を越えてますがどうにも話が尽きないので、続きは食事でもしながらにしませんか？（笑）
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そうしましょう。小林さんと話していると楽しいなあ。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　では、これを読んでくださってるみなさまにはとりあえず今回の対談はここまでということで（笑）。ぜひまた続編もやらせてください。ひとまずありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa2_05.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa2_05.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
</div>
</div>
<div style="text-align: right;"><div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5376.php">BACK←</a></div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5376.php">1</a></div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: black">2</div><br /><br /></div>
<br /><br />
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(181,181,181) 1px solid; BORDER-TOP: rgb(181,181,181) 1px solid; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(181,181,181) 1px solid; BORDER-BOTTOM: rgb(181,181,181) 1px solid; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa_profile.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa_profile.jpg" width="170" height="220" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p><strong>中沢 新一（なかざわ しんいち）</strong><br /><br />
明治大学野生の科学研究所所長<br /><br />
1950年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教から哲学まで、芸術から科学まで、あらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家・人類学者。著書に『チベットのモーツァルト』（サントリー学芸賞）、『森のバロック』（読売文学賞）、『哲学の東北』（斎藤緑雨賞）、『フィロソフィア・ヤポニカ』（伊藤整文学賞）『カイエ・ソバージュ』全5巻（『対称性人類学』で小林秀雄賞）、『緑の資本論』、『精霊の王』、『アースダイバー』（桑原武夫学芸賞）、『芸術人類学』、『鳥の仏教』など多数。近著に『日本の大転換』、内田樹氏との共著『日本の文脈』がある。2011年10月より、明治大学野生の科学研究所所長。</p></div>
<div class="fs_cell_r"></div></div>
<br />
<br />
<div style="TEXT-ALIGN: right">（撮影・取材・文／編集部） </div><br /><br />
]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20120514_5377.php#005377</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">緊急企画「LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと-」</category>
<pubDate>Mon, 14 May 2012 15:26:28 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>中沢新一 × 小林武史（１）「いま、僕らが探さなければならないこと」</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[<p class="read">
「僕は中沢さんの影響を多大に受けている」という小林武史と中沢新一さんの対談が遂に実現！「資本主義が死に近づいていっているという感覚が生まれている」という今、僕らはどういうこと考えてどういう行動をしなければならないのか？という問いについて、「政治」「グローバル資本主義」から「音楽」まで、熱く語り尽くした。
</p>
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: black">1</div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5377.php">2</a></div>　
<div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: rgb(211,211,211)"><a href="/feature/love_checkenergy/20120513_5377.php">→NEXT</a></div><br /><br />
<h2>小異は捨てて大同団結をしよう</h2>
<h3>グリーンアクティブは「糊」</h3>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa1_01.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa1_01.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>小林</strong>　まず初めにお伝えしておきますが、じつは僕はかなり中沢さんに影響を受けている人間のひとりなんです。全部とはいいませんがかなり著書も読ませていただいていて、今日はこうして対談が実現したことを嬉しく思っています。
このあいだいとうせいこうさんと対談をした時に、中沢さんが代表になってネットワークを作ろうとしているというお話を伺いました。それがいよいよ「グリーンアクティブ」（※注1）という活動として動き始めたわけですが、スタートしてみた感触はいかがですか？
<br /><br />
（※注1） 中沢新一氏（代表）、いとうせいこう氏、宮台真司氏、マエキタミヤコ氏が発起人として立ち上がった「緑の党のようなもの」。オフィシャルHPは<a href="http://greenactive.org/organization.html">こちら</a>
</p>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　なかなかいいと感じます。今年２月に記者会見をしてからホームページなどの環境も整えて、今は色々な人が入ってきて広がりはじめている状態です。いちばん難しいのは政治的な部分です。そこはこの先どうなっていくか未知です。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　でも中沢さんがグリーンアクティブを立ち上げたいちばんの目的は、なんらかの形で政治に働きかけていくということだったのではないんですか？
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　やはりきっかけはいろいろでしたから、原発の問題は大きな課題ではない。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
でも、原発の問題を問いつめていくと日本の経済とか社会の根本的なあり方の抱える問題に繋がってきました。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　たしかにそうですね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　いま一体何が日本を弱らせているのかと考えていくと、農林水産の問題にしても、金融の問題にしても、生活に関わる重要なものがすべてがグローバル市場に繋がってしまっていることに行き着くでしょう。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
ならばそういう問題に取り組んでいくようなネットワークを作らなければいけない、というのが始まりでした。<br />
"脱原発"の運動も色々なグループがばらばらのまま活動しているから大きな力になれません。それぞれがお山の大将みたいになってしまったりね。この状況をなんとか乗り越えるためには僕らが「糊」みたいな存在にならなきゃいけないと考えました。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　なるほど。
</p>
</div>
</div>
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>中沢</strong>　ネットワークだけだと力が弱いでしょう。政治的な力もある程度は持たないといけないなと思ったんですね。ただ、そうすると今まであった緑の政党との関係を調整しなければ......とかね。色々なことが難しいんですよ。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　そうですよね。僕も同じような思いは持っていました。3.11以降、この国が危機的なことに直面した、または直面していたことがようやく見えてきたりしているわけですが、それ自体がすごくチャンスでもあると思うんですよ。「糊みたい」という表現をされたのは中沢さんが初めてだと思いますが、本当にそうですよね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　「糊」の機能を果たそうと『第一回緑の会議』を開きました。今のままだとそれぞれ活動している人たちもみんな孤立していて、そのままだと力を発揮しないまま風化するかもしれない。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa1_02.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa1_02.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-none" style="" /></span>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
そうなるのはいちばん怖いから「糊」でくっつけなきゃいけないと思って3月7日に招集しました。そしたら結構たくさん集まってね。中には匿名にしてくださいという人もいました。組織にバレるとやばいけど個人として参加したい、という人もいるんですね。"みどりの未来"からも何人も来ていたし、放射能問題に取り組んでいる女性グループの方たちも来ていました。僕はそこでも「グリーンアクティブは糊みたいなものだから、とにかくみんな小異は捨てて大同団結をしましょう」と言いました。それには賛同してくれる人が多かったですね。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　では、ちょっと角度を変えて、今の福島の原発／放射能問題の根っこがどこにあるのか、という話をしたいと思います。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
この国は、原発の体制を変えること、つまりエネルギーシフトをするということから始めていくべきなのか、もしくは、沖縄や米軍基地の問題といういわゆる戦後から今までのアメリカとの関係というものから日本が自立していく、グローバル資本主義の流れからどうしたら僕らは逃れられるのかという、そういうところから考えていくべきなのか。これはまあ、鶏と卵、という話でもあるかもしれませんが......。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　小林さんの仰るとおり、原発の問題の根本には"日本の自立"という問題が隠されているんですね。自立性を失ったことにより、核戦略や産業政策に絡むアメリカからの要請もあって、日本にこれだけたくさんの原発が作りだされてしまった。
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今まで日本が憲法9条に関して手つかずで来られた理由というのは、アメリカの経済力、軍事力が圧倒的な安定感と強さを持っていた時代というのが長く続いていたからです。ところがここ十数年、ブッシュ政権以降による湾岸戦争以後、そのアメリカの体制が崩れはじめてきています。経済的にも軍事的にも勢力交代が起こり始めている。代わって中国が台頭してきました。
そういう状況のなかで、沖縄問題や日本の自立の問題が新しい意味を持ち始めている。そういう根深い絡みのなかであの原発事故が起きたわけで、国民にも問題の全体構図が見えてしまっている。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　そこで日本がどういう方向に進んで行くか、ということになるわけですね。
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<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
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<p>
<strong>中沢</strong>　日本の自立をめぐる問題は根が深い。政治システムに関わる問題です。それを作り変えようとしたら、原発だけが主要な主題とはならないと思うんです。実際、今、エネルギーの世界で起こっている問題がもうひとつあります。それはエネルギー利権のことで。原発は大きな「利権」を作った。それがあらゆる問題に繋がっているわけですが、今、自然エネルギーにも「利権」が作られ始めている。これは、今後の日本の産業や政治に大きく関わってくるのではないでしょうか。ある意味では、そんなに本質は変わらないまま、エネルギーシフトに合わせて利権も移行していくことが、実際に起こり始めています。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　それはもう少し具体的に言うとどんなイメージですか？
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　風力発電やメガソーラーなどが産業投資の新しいジャンルとなってきています。
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<strong>中沢</strong>　投資自体はよいことなのですが、それがただちにグローバル資本主義や新自由主義と深くからんでいることが新しい問題を発生させています。象徴的なものとしてTPP（環太平洋パートナーシップ協定）がありますが、TPPを抵抗なく受け入れてしまうと、日本人が作ってきた社会システムが根底から解体現象が起こしてしまう危険があります。農業が危機に陥るということだけではなくて、金融も社会保障も含めて、日本の文明自体が危機に陥ることにつながります。ですから、この夏の再稼働の動きに対して勢力を集中させる運動と並行して、TPPに反対する運動もすすめなくてはならない。
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脱原発が実現したら全ての問題が解決するとは思いません。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　中沢さんは、内田樹さんの対談集『日本の文脈』（角川書店）の中で、「アジア的なものの考え方だけではやられてしまう」と仰っていましたね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　そうですね。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　つまり今この状況で、脱原発云々だけではなくて全体の問題を考えなければならないと。
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TPPとかそういうのを排して、僕たちが「アジアの民」として、内田さん的に言えば「辺境の日本人」としての感性をもっと磨いて感覚を研ぎすませて生きよう、ということなのかなと。
でもそれだけでは、砂漠の民（※註　ユダヤ教などの一神教的な考え方を源流に持つ人々の意）が侵略して勝ち取ってきたという流れがあるグローバル資本主義の中で、やはり流されてしまうのではないかという思いもあるわけですよね。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　それは僕もそう思っています。
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<h3>免疫不全化する社会</h3>
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<strong>小林</strong>　では、今回の場合、中沢さんはどこが勝負所だとお考えですか？
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　もともとグローバル資本主義は、砂漠の民の宗教的な考え方やイギリス植民地の延長上であったアメリカで成長を遂げたんだけども、今ではそこからも離脱し始めています。いまではアメリカ国家もグローバル経済にとっては不要のものになりつつあります。
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中国も、今は国家資本主義の形態でやっているけれど、グローバル資本主義との接触点が多くなってくると、国家が邪魔者になるという時代がいつかくると思います。そういうものが地球を大きく動かしはじめている。
そしてその地球上では、言語による共同体や貿易の障壁などのいろいろな「壁」があって、そのなかでそれぞれの文化や風習が生まれ、それぞれの歴史や文化が展開している。
</p>
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<p>
しかしグローバリズムが求めているものは、そういった「壁」を超えて商品と労働力を流動させていくことです。そうしないとシステムが運用できないような形に変容しはじめているからです。
でも、人間の社会は生命体とよく似ていて、免疫抗体作用を持っていないと、自分の内部で生産と消費を循環させていくことが出来なくなります。そのシステムに自分たちをさらしちゃうことの危険性がいま起こっています。
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<strong>中沢</strong>　生物の身体でいうと、免疫抗体作用を自ら解除してグローバリズムに接続が可能になるわけです。
そうすると、社会としての生命力が破壊されてしまうわけです。以前はこういったことは「癌」に例えていましたが、最近では「エイズ」が比喩として使われていますね。エイズは人間の免疫作用を解除してしまいますから。そういう状態に地球全体が変容しはじめているということなんでしょうね。
それに飲み込まれていくと、今のエコロジー問題であるとかエネルギー問題さえもたやすく吹き飛ばしてしまうような大きな流れが実現されてしまいます。これに対して今のところはいろいろなところで抵抗があります。例えばEU（ヨーロッパ連合）は、大きな生命体を作ることによって抵抗する力を身に付けようとしたんですけれど、それもなかなか上手くいっていませんね。そういう状況を見ていると、19世紀にできた民族国家のほうが合理的なシステムだったんじゃないかと思えてくるぐらいです。
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<strong>小林</strong>　なるほど。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　内田（樹）君や僕が『日本の文脈』で言ってることは一見すると「反動保守」みたいに見えるところもあると思います。"ガラパゴスでいいじゃないか"というような発言もそうですね。
でもね、日本をもっと開国していくとします。例えば、貿易障壁を減らしてアメリカの保険も金融も自由に入ってこられるようにする。
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<p>
日本人のお金を日本国内だけで貯めるという状態をやめて、それを世界中に投資していくような流れを作りだす。......そういう方向になってしまうと、環境や社会を地域ごとに立ち直らせていくという、小さいけれど重要な課題がものすごい危機にさらされてしまうでしょう。
ことに、農業は目に見える形でその問題が表面化してしまいます。遺伝子操作種子がいっぱい入ってくる。それに対抗して除草剤を使わなければならなくなってくる。ひいては生命体や生物多様性や自然環境というのがことごとく破壊されることになる。
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<p>
いままでは個別の問題だったものが、これからはすべてがひとつなっていく時代に突入しはじめているんじゃないでしょうか。それに対抗していくためには地域システム、地域の体力をもう補強していかなければいけないと、あの本（『日本の文脈』）のなかで内田君と僕は一生懸命言っているわけですね。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　その"地域"ということですが、政治の中央集権をやめて分権出来るものは分権し、地方自治をもっと活性化させなければいけないという意見がありますが、中沢さんもやはりそこが鍵だと思われますか？　
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<p>
最近では大阪の橋下（徹・現大阪市長）さんが声高に唱えているイメージが強いですが、そこに移行しようという意識を持っている人がけっこう多いのではないかと思うのですが。
<br /><br />
<strong>中沢</strong>　地域主義の主張は今に始まったことではなくて、もう100年ぐらいずっとあるんです。国家の機能はいろいろな意味で不合理と害毒を流しているという認識が強くあります。ですから地域主義自体は現代でも大きい流れを作っている。
しかし大阪について言いますと、僕は「大阪アースダイバー」という仕事でけっこう長期間かけて大阪を実際に歩いているんですが、大阪の地場産業がボロボロになっているのが目に見えてわかるんです。東大阪のもの作りの拠点などはほんとうに空洞化してしまっています。もともとそこにいた中小企業は韓国や中国に出て行ってしまって、技術流出が起きている。
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<strong>中沢</strong>　これに対抗する地域主義というのを考えていくとすると、本来ならば技術者達を優遇してもう一回呼び戻して来なきゃいけないでしょう？　いろいろな「壁」、生命体で言うところの「免疫」みたいな「壁」を作っていかなければ地域主義というのは守れないはずです。
だけど、橋下さんは地域主義を唱える一方で、もう一方で新自由主義の主張を唱えている。大阪は香港、マカオ、シンガポールのような世界になっていくんだ、と。言っていることが分裂しちゃってるね。じつは、いまの強い指導者というのはみんな分裂している特徴を持っています。小泉（元首相）さんもそうですね。
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彼は竹中（平蔵）さんといっしょになって「新自由主義」の構造改革をしました。規制をなくして日本をグローバル資本主義に開いていくことを押し進めた。
ただ、その一方で小泉さんには新自由主義を推進すると社会秩序が壊れていくという予感もあったんでしょう。そこで何をしたかというと「靖国参拝」のパフォーマンスになった。つまり「新自由主義」と「保守思想」という相反するふたつが、彼のなかではセットになっちゃっていた。もしも彼らが本当に自分たちの保守の思想を展開していくんだとするならば、新自由主義的な経済というものに対して、異論を唱えていかなければならないはずです。
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原発に対してだって批判すべき立場であるはずなんです。ところが保守右翼の人たちは最近に至るまで、ほとんど原発には批判的な行動をしてこなかった。原発事故が起こった後もそうです。原発は国土を汚し自然を汚し、共同体を破壊して、ある意味で日本の国土を狭くしてしまったわけじゃないですか。それに対して本当に怒らなきゃいけないのは「神流の道」に繋がっているはずの右翼の人たちのはずでしょう。ところが脱原発を唱えているのは左翼なんです。ここが問題です。左翼の人がなぜ脱原発なのかというと、原発が"資本主義の悪"と結びついているからだというわけなのですが......。
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<div style="text-align: right;"><div style="PADDING-RIGHT: 8px; DISPLAY: inline; PADDING-LEFT: 8px; PADDING-BOTTOM: 5px; WIDTH: 15px; COLOR: white; PADDING-TOP: 5px; HEIGHT: 15px; BACKGROUND-COLOR: black">1</div>　
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<br /><br />
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(181,181,181) 1px solid; BORDER-TOP: rgb(181,181,181) 1px solid; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(181,181,181) 1px solid; BORDER-BOTTOM: rgb(181,181,181) 1px solid; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_nakazawa_profile.jpg" src="/feature/images/blog/feature_nakazawa_profile.jpg" width="170" height="220" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>
</div>
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<p><strong>中沢 新一（なかざわ しんいち）</strong><br /><br />
明治大学野生の科学研究所所長<br /><br />
1950年、山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教から哲学まで、芸術から科学まで、あらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家・人類学者。著書に『チベットのモーツァルト』（サントリー学芸賞）、『森のバロック』（読売文学賞）、『哲学の東北』（斎藤緑雨賞）、『フィロソフィア・ヤポニカ』（伊藤整文学賞）『カイエ・ソバージュ』全5巻（『対称性人類学』で小林秀雄賞）、『緑の資本論』、『精霊の王』、『アースダイバー』（桑原武夫学芸賞）、『芸術人類学』、『鳥の仏教』など多数。近著に『日本の大転換』、内田樹氏との共著『日本の文脈』がある。2011年10月より、明治大学野生の科学研究所所長。</p></div>
<div class="fs_cell_r"></div></div>
<br />
<br />
<div style="TEXT-ALIGN: right">（撮影・取材・文／編集部） </div><br /><br />
]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20120514_5376.php#005376</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">緊急企画「LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと-」</category>
<pubDate>Mon, 14 May 2012 14:37:46 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>今年の夏をどう乗り切る</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[そういえば、原発がいま一基も稼働していませんね。<br /><br />今年の夏をどう乗り切るのか、乗り切れるのか、<br />そしてその結果、僕たちは何を思って何を選択するのか、<br />とても興味深い流れになってきました。<br /><br />本当に3.11は悲しい出来事だったけれど、<br />ある意味で僕らの未来に対して<br />何をすればいいのかの選択肢が、クリアになってきたと思います。<br /><br />決してラクな道ではないかもしれないけれど、<br />現実がきちんと見える、感じられるということは、<br />そうじゃないことよりも、全然良いように思います。<br />少なくとも、エネルギーや食のような、<br />僕らの社会を支える基本的な事柄に関しては。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-329.php</link>
<guid>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-329.php</guid>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Sun, 13 May 2012 23:59:48 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>スカイツリーにOPENします</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[5月10日のミスチル20周年のライブが終わり、<br />正直肩の荷がだいぶ下りたという余韻に浸っていますが、<br />今日は新しい情報をお伝えしたいと思います。<br /><br />これも世間的にはかなり注目を集めている件なんですが、<br />もしかしたらメディアを通じて<br />情報を既にキャッチしている人もいるかもしれません。<br /><br />それは、ap bank/kurkkuの<br />「Food Relation Network」（以下、FRN）<br />という試みの一環として、<br />代々木VILLAGEでマルシェをやったり<br />「food kurkku」という一号店が<br />ナチュラルローソンと同じ店舗内で展開したりと<br />今年に入ってやってきました。<br /><br />そして、FRNの本命というか、<br />フラッグシップとなり得るレストランとカフェが、<br />まさにオープン前で話題を集めている東京スカイツリーにできます。<br />と言っても、スカイツリーの中にあるわけではなくて、<br />スカイツリーと同時に商業施設として<br />「ソラマチ」というエリアができるのですが<br />そこのビルの31階に「LA SORA SEED（ラ・ソラシド）」<br />1階に「farm-il-aid（ファミレード）」 がオープンします。<br /><br />今回がっぷりと組ませてもらうシェフが<br />2010年ap bank fesの「eco-reso talk」で知り合った<br />アルケッチァーノの奥田政行シェフです。<br /><br />詳細は、僕らが作ったリーフレットがあるので<br />その文言をここで載せたいと思います。<br /><br />ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br /><br />東京タワーができたのは、僕が生まれるちょっと前で、<br />その頃見た日本人の夢は、その後大きく膨らんでいきました。<br /><br />スカイツリーのオープンは、それと重なるところがあると思うけれど、<br />いま求められている事は、同じ夢をもう一度、では残念ながらないと思います。<br />でも、そのワクワクするようなときめきは持ち続けて、<br />それが続いていくサステナブルな未来を、<br />できるだけ温かい気持ちで見守りながら、そして繋ぎながら、<br />この「LA SORA SEED」と「farm-il-aid」を育てていきたいです。<br /><br />季節と生産者と寄り添いながら、食材が月並みな形にハマることなく、<br />旋律を奏でハーモニーを作っていく。<br />そんな、唯一無二の存在である奥田政行シェフとの出会いに感謝しながら、<br />日本の明日が元気になることに役立てる店になればいいな、と思っています。<br /><br />小林武史<br /><br />ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br /><br />一昨年、日本の食の未来を、小林さんとその仲間達と、<br />日本中の皆様と一緒に創り出していきたいという想いから、<br />「LA SORA SEED」と「farm-il-aid」を立ち上げることとなりました。<br /><br />そしてその想いは、震災以降、日本の優れた安全で安心な食を<br />広く紹介するアンテナショップを作り、<br />日本を元気にしたいという想いへと変わり、<br />日に日に強くなっております。<br /><br />日本の美しい自然と人の歴史が繰り返し、<br />形作ってきた日本の食を取り戻すため、<br />皆様と育み合いながら、<br />新しい「日本の食の風景」を創っていきたいと思っております。<br /><br />二つのお店の小さなお皿の中で、<br />私たちと生産者と皆様の、心と心が響きあえますように。<br />そして日本の食が新たな道へ歩き出せますように・・・。<br /><br />奥田政行<br /><br />ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br /><br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-328.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Sat, 12 May 2012 23:48:49 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>シェフ原薗の蕎麦収穫日誌</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[GW大繁盛のkurkku3でした。<br />表参道の新緑も色づき、キラキラと生まれたての緑が眩しい季節です。<br />kurkku3の大きな窓からはそんな景色が一望出来て気持ちいいですよー。<br /><br />さて今日は昨年9月にkurkku3のシェフである原薗和也が<div>蕎麦の収穫を体験してきたレポートをご紹介します。<br />シェフ自らが収穫を経験することで、蕎麦への理解度や</div><div>距離感を縮める事が出来た、貴重な経験となったと思います。<br />では、どうぞ！<br />-------------------------------------<br /><br /><br />9月29日に行った群馬県渋川市深山蕎麦の産地<br />高井さんのところに行ってきました。<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0704a.jpg"><img alt="IMG_0704a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0704a-thumb-320x240-11498.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br /><br />９月には白い花が畑一面に咲き、蜂も飛び、エネルギーに満ちあふれた畑。<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0699a.jpg"><img alt="IMG_0699a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0699a-thumb-320x240-11495.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />そんな記憶の中、今回蕎麦の収穫に行ってきました。<br /><br /></div><div>写真見づらいけど黒いところが蕎麦の実です。<br />パイの実ではありません（笑）<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0784a.jpg"><img alt="IMG_0784a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0784a-thumb-320x240-11500.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />蕎麦の実をコンバインでバイン、バインバインと刈って行きます。<br />そのコンバインちゃんがこちらじゃ－ん。<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0785a.jpg"><img alt="IMG_0785a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0785a-thumb-320x240-11501.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br /></div><div>これがコンバインちゃんの顔。<br />黒いところが歯になっててそれがくるくる回って蕎麦を巻き取って行く訳。<br /><br />それからこれが操縦席。ガンダム操縦席みたいでしょ。<br />乗った事ないけど。<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0786a.jpg"><img alt="IMG_0786a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0786a-thumb-320x240-11502.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />突然だけど紹介します。<br />高井さん　パチパチパチ。　<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0702a.jpg"><img alt="IMG_0702a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0702a-thumb-320x240-11497.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />そして宮本製粉荒川さん。</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0701a.jpg"><img alt="IMG_0701a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0701a-thumb-240x320-11496.jpg" class="mt-image-none" style="" height="320" width="240" /></a></span><br /><br />そして本間さん<br />写真がない。ごめんなさい。本間さん。<br /><br />そうこの3人の方に色々教わってるです。<br /><br />話を戻して<br />操縦席から見たらこんな感じ。<br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0789a.jpg"><img alt="IMG_0789a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0789a-thumb-320x240-11504.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />それからこの黄色のハンドル上、下、右、左、車体左、車体右<br />この部分で操縦します。<br />もちろん畑はでこぼこなのでむずかしいよ。<br />それでこの黒いところをバインバインバインと音をたてて収穫して行きます。</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0788a.jpg"><img alt="IMG_0788a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0788a-thumb-320x240-11503.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />パイの実はじゃなくて蕎麦の実はシャーと音をたてて出てきます。</div><div><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0790a.jpg"><img alt="IMG_0790a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0790a-thumb-320x240-11505.jpg" class="mt-image-none" style="" height="240" width="320" /></a></span><br /><br />その下に袋があってそこに集合。</div><div><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0792a.jpg"><img alt="IMG_0792a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0792a-thumb-240x320-11506.jpg" class="mt-image-none" style="" height="320" width="240" /></a></span><br /><br />刈りたての蕎麦の水分含水量は２５％くらいでこれを１５％まで乾燥さすわけ。<br />含水量を下げないと発芽してしまうの。<br />すごい生命力の持ち主です。<br />蕎麦の実を磨いていよいよ出荷です。</div><div><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="/kurkku3/images/blog/IMG_0793a.jpg"><img alt="IMG_0793a.jpg" src="/kurkku3/assets_c/2012/05/IMG_0793a-thumb-320x239-11507.jpg" class="mt-image-none" style="" height="239" width="320" /></a></span><br /><br />今回、蕎麦の１週サイクルを見てきました。<br />無農薬で安心安全、そして、徹底した品質管理、</div><div>そしてとてもユーモアな高井さんおすすめな深山蕎麦です。<br /><br /></div><div>kurkku3では常に季節に合わせた蕎麦を提供しています。<br />お店でスタッフに「今日のお蕎麦はどこのですか？」って</div><div>ぜひ聞いてみてくださいね。<br /><br />kurkku3 料理長<br />和也<br /> <div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div></div>]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kurkku3/2012/05/post_109.php</link>
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<pubDate>Fri, 11 May 2012 15:32:10 +0900</pubDate>
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<title>２０周年</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[昨日のライブ終了後、<br />レコーディングやらライブの録音をやってくれている<br />エンジニアの人が、<br />WOWOW史上最高のライブだったと思うよ<br />なのか、みんながそう言っているなのか、<br />テレビモニター越しで、とにかくいいライブだった<br />ということなので、まずは安心しました。<br /><br />今回のセットは、確かにいろんな角度で見た方が<br />奥行きをより感じられるというのは、あるかもしれない。<br />番組上だと、当然いろんな角度からのカットが入ってきますからね。<br /><br />もちろんライブ会場で、お客さんの座席から、<br />ずっと繰り広げられるライブの臨場感というか、<br />リアリティーももちろん良いんですけどね。<br /><br />大きな山場の一日を終えて、<br />何を分析しているんだって感じですけど、<br />いずれにしても、心から楽しめて、<br />心から20周年を祝えた一日でした。<br /><br />桜井が言っていたけれど、<br />彼らだけではなく、お客さんやスタッフ含めて<br />みんなが幸せな一日だったと思います。<br /><br /><br /><br /> ]]></description>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Fri, 11 May 2012 14:20:12 +0900</pubDate>
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<title>またもや大阪1日目</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[大阪初日最高にあたたかいお客さんでした。<br />いよいよ明日、、、です。<br /><br /> ]]></description>
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<pubDate>Wed, 09 May 2012 23:13:51 +0900</pubDate>
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<title>キッチンスタッフ募集してます！</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[<div>クルックキッチンでは調理スタッフを募集しております。</div><div><br /></div><div>今回は経験者のみの募集とさせていただきます。</div><div><br /></div><div>フレンチやイタリアンの調理をしていた方（その他の方も相談に乗ります）、</div><div><br /></div><div>生産者の顔が見える有機野菜や肉などの素材に興味のある方、</div><div><br /></div><div>食の安全や環境問題に興味のある方、</div><div><br /></div><div>ap bank fesに参加したい方、</div><div><br /></div><div>などなど色々あると思いますが</div><div><br /></div><div>ぜひともクルックキッチンで一緒に働きましょう！</div><div><br /></div><div>詳細は面接でお話ししたいと思いますので</div><div><br /></div><div>興味のある方は電話かメールでお気軽にお問い合わせください。</div><div><br /></div><div>Tel:03-5414-0944</div><div>Email:otani@kurkku.jp</div><div><br /></div><div>担当：大谷がお待ちしています！<br /><br /><br /></div>   ]]></description>
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<pubDate>Sat, 05 May 2012 21:21:20 +0900</pubDate>
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<title>突破口</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[いろいろありますが、社会のあり方に対して<br />みんな一人一人が責任あることは間違いないと思うし<br />人任せでいいということではありません。<br />だから僕は社会に対して関心は持ち続けるし、<br />みんなにも持ち続けて欲しいと思います。<br /><br />それが市民参加型による<br />政治の仕組みを構築することなのか、<br />そもそも政治の変化に委ねることから<br />始まるのかどうかがよくわりません。<br />多分、もっと多くの心に響いたり、<br />映ったりすることがあると思うし、<br />そこと向き合って行ったり、響き合ったりすることこそが<br />重要であるという気も、相変わらずしています。<br /><br />だけど、突破口は必要ですよね。<br />そこから代わっていく、流れが生まれていく、<br />もちろんいい方向へ向かいたいけれども、<br />いろんな弊害も出てくるのでしょう。<br />繰り返しになるけど、<br />何かが突破口になっていくのだと思います。<br /><br />それがまず、政治システムが大きくかわることから始まるのか、<br />やや他力本願な感じもするけれど<br />アメリカの体制自体が、<br />今回の大統領選挙以降で変わっていくことで、<br />結果糸口になるのか。<br />アジアの中で、新たな連帯や政治的連鎖の潮流が生まれるのか。<br /><br />いずれにしても歴史は、予想通りには動かないものですよね。<br />この国の2012年が、こんな年になるというのは、<br />到底予想できなかったはずだし、<br />しかし、そこで確実に思うのは、<br />フクシマの悲劇は間違いなくリアルで、<br />そこを無視したり、無関心で生きていくのはできないというか、<br />逆にどこかで繋がりを持っていかなければ、<br />未来に対して嘘になるという想いがあります。<br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-325.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Fri, 04 May 2012 23:18:26 +0900</pubDate>
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<title>た....った....タルトフレーズ</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[イチゴが苦手な人って、なかなか居ないのでは？と<div><br /></div><div>勝手に思い込んでおりますが、</div><div><br /></div><div>今年のイチゴさんの出来はとても良いようで。</div><div><br /></div><div>なので、</div><div><br /></div><div>イチゴがメインなタルトフレーズ作ってしまいました。</div><div><br /></div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="CA3I0737.jpg" src="/mother_kurkku/CA3I0737.jpg" width="320" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></div><div><br /></div><div><b><font class="Apple-style-span" style="font-size: 1.5625em; ">タルトフレーズ　¥ 650</font></b></div><div><br /></div><div>つやっつや♥</div><div><br /></div><div>サクサクのタルトの上に</div><div><br /></div><div>カスタードクリームを絞り、旬の "とちおとめ" をしきつめております。</div><div><br /></div><div>今が旬のイチゴを思いっきり味わえる、一品。</div><div><br /></div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="CA3I0740.jpg" src="/mother_kurkku/CA3I0740.jpg" width="320" height="240" class="mt-image-none" style="" /></span></div><div><br /></div><div>こちらも期間限定の5月中旬まで。</div><div><br /></div><div>イチゴの次は、何にしよう。</div><div><br /></div><div>mother kurkku 林</div><div><br /></div><div><br /></div>]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/mother_kurkku/2012/05/post_64.php</link>
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<pubDate>Fri, 04 May 2012 15:16:34 +0900</pubDate>
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<title>続きのメール</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[今週は熊本、宮崎と、九州をまわります。<br />すでに福岡で生産者、<br />どちらかというと食の流通の人だと思うけど、<br />素晴らしい人と出会いました。<br />今日は熊本で偏屈なまでの農業の達人と一緒に<br />食事しながら語らいました。<br />本当に想いを持ったすごい人は、まだまだいます。<br /><br />そんなこんなで、<a href="http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/04/20/">4月20日のブログ</a>の続きを書きます。<br /><br />最近個人的にも知り合うことのできた<br />中沢新一さんの著書「日本の大転換」で<br />書かれているのですが、とても興味深い論説があります。<br />僕らのいまを本当に上手に表していて、<br />それは内田樹さんの考えと組んでいくと、<br />より伝わりやすいと思います。<br /><br />そもそもすべては、太陽が僕らに一方的なギフトを<br />与え続けてくれていることから始まっている、ということなんですよね。<br />それはおわかりかと思うけれど、<br />確かに太陽の光がなければ、何ひとつ始まっていない。<br />意外と知らない人がいるかもしれませんが、<br />太陽がずっと燃え続けているのは、<br />あそこが石油やガスの塊だということだけではなくて、<br />太陽自体が核融合なんかを起こし続けているから、<br />とりあえず燃え尽きてしまうわけではないらしいのです。<br /><br />一方で、太陽のギフトから始まった生き物としての<br />長い旅の上に人間が生まれ、<br />この社会を作ることになっているんだけれど、<br />それは、始まりの太陽というものを含めた外界との繋がりで<br />僕らが存在しているはずなのです。<br />少なくともずっとそのことを大切にしながら、<br />もしくは子孫を残していこうとする思いとともに、その外界との繋がりを<br />ある時は猛威にも曝（さら）されながらではあるけれども、<br />続けてきたはずなのです。<br /><br />ところでグローバル資本主義がつきつけてくるものは、<br />市場の透明性というか、公平性というか、<br />それは短期間での市場なんでしょうね。<br />つまり、昔から繋がっていた市や町の商業形態が、<br />シャッター通り現象などに見られる通り、<br />崩壊が進んでいるわけですが<br />それも短期間でのギブ＆テイクとして、<br />どれが最もお得かを競い合うということなんでしょう。<br />この傾向は随分前から始まっていて、考えてみれば<br />日本は戦後、自由に物を売り買いできるという魅力につられ、<br />繋がりを放棄し、核家族化し、<br />そして孤独というものが蔓延するという社会を作り上げてきています。<br />中沢新一さん的に言うと、外界と繋がりを拒絶して物を売り買いして、<br />得られる豊かさを求める社会に閉じこもって、そしてあろうことか、<br />外界と繋がっている先にある、つまり大もとの太陽の、<br />その太陽がエネルギーを出し続けている仕組みだけを、<br />ちゃっかりとその閉じた世界の永久運動を願っての<br />原動力に据えようとしているという<br />なんというパラドックス（矛盾？）でしょう、ということになります。<br /><br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-324.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Wed, 02 May 2012 00:35:57 +0900</pubDate>
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<item>
<title>福岡公演終了</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[二日間最高のライブができました。<br />初日は特にそうだけど、<br />それなりに開けてみるまで、不安な要素はあるんだけれど、<br />二日間終わってみると、<br />当たり前のようだけど、ちゃんとできているんですよね。<br />しかも、少しずつ進歩もしている？<br />しかし、全力出し切って福岡が終わりました。<br />次はいよいよ、の大阪再上陸です。<br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/05/post-323.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Tue, 01 May 2012 00:06:34 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>営み</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[いまツアーをやっていて、音楽や歌の役割を考えてつくづく思うのは、<br />どんな主義主張や、偉い人や権力よりも、人々の営みを優先されるべきだ、<br />優先される社会や世界であるといいな、ということです。<br /><br />そんな想いもあって福島にも行っています。<br />震災後、早い段階では福島の子供たちを外に出すべきだとか、<br />いろんな話が僕のところにもきていました。<br />小さな子どもには選択権がないということも事実かもしれません。<br />だけど、いろんな繋がりや縁、理由があって、<br />そこに人々の営みが存在しています。<br />それを善悪として切り分けることが、とても難しいと思っています。<br />福島でいろんな想いを抱えて暮らしている人がいるのは確かです。<br />それぞれにいろんな覚悟を持って暮らしているのだと思います。<br />いい悪いではなくて、福島に行って、<br />人々と普通に食事をしたりお酒を飲んだりすることが<br />不謹慎だと思わないでほしいけど、楽しさを感じています。<br />単純ではない、命の複雑な美しい輝きを感じることができます。<br /><br />ところで最近イスラエルとイランの間で<br />Facebookを使って民衆レベルでのやりとりがあったそうですね。<br />それは、歴史的にも騒動の多かった二国間ではあるのだけれども、<br />「貴方の国に私たちは、誰も爆弾を落としたいとは思っていないのです」とか、<br />「仲良くしたいのです」というネット上でのやりとりだったそうです。<br /><br />僕はこれをすごい希望だと思っていて、世界中に営みがあって、<br />その営みの基本は、父と母の間で生まれる子どもという関係があって、<br />それが家族としてうまくいくかどうかは、人によって違うけれども、<br />基本的には、その親子を中心とした人間関係の中で、<br />誰も戦争をしたいなどとは言わないし、<br />みんな戦争がなくなればいいと思っています。<br /><br />でも歴史的には、権力やいろんな主義主張が前に出て、<br />民衆の営みを飛び越えて悲劇が起こってきたのでしょう。<br />ジャスミン革命（ネット上での民衆の声の集結？）もそうだと思いますが、<br />人々の営みを大切にしていこう、<br />営みが全ての基本として存在しているという、その想いが、<br />今までの世界よりも見えるようになってきています。<br />もちろん、悪意も見えるようになってきているとも思うだろうけれども、<br />そこはほどほどにして、その営みを大切に思うならば、<br />僕たちは、未来を変えていくことができるのではないかと思うわけです。<br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/04/post-322.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Mon, 30 Apr 2012 00:02:56 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>今週のおさらい</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[今週は、西武ドームの次の日、つまり、<br />月曜日に福島に行き<br />（福島のことは、またいずれちゃんと報告というか<br />ここでも伝えて行きたいと思います）、<br />火曜日の早朝から仙台、<br />東北コットンプロジェクトで知事とも再開し、農業関係者と会い、<br />夜は水産業のキーマンとも会って、東北復興に想いを寄せて<br />水曜日、東京近郊に戻り、<br />某強力アーティストと面会（ま、理由はともかく）、その他もろもろ。<br />木曜日も、Food Relation Networkにまつわる諸々やったのち、<br />初めてSalyuの今ツアーのライブを神奈川県民ホールに観に行く。<br />金曜日、またまた某強力アーティストとの面会があり（ま、理由はともかく）<br />あきれる程のto doミーティングが続き、<br />本日土曜日、さまざまな視察〜インタビューをこなし、福岡にやってきました。<br />明日のために。<br />つまり、4月19日（日）福岡ドーム初日のためです。<br /><br />ブログが途切れていたから、あらすじでお送りしました。<br /><br /><br /><br /> ]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/kobayashi/2012/04/post-321.php</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">人物</category>
<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">小林武史</category>
<pubDate>Sun, 29 Apr 2012 00:14:22 +0900</pubDate>
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<item>
<title>映画「誰も知らない基地のこと」監督×小林武史　「我々には希望以外の選択肢はない」</title>
<description>http://www.eco-reso.jp/<![CDATA[<p class="read">５月に沖縄返還から40年を迎える日本。しかし、未だに米軍基地問題は沖縄の人を苦しめ続けている。今、公開中の映画『誰も知らない基地のこと』は、米軍基地のあるイタリアのビチェンツァや沖縄の普天間などを取材し、増え続ける基地の実情に迫ったドキュメンタリーだ。本作を撮ったイタリアの若手監督エンリコ・パレンティとトーマス・ファツィとの鼎談が実現した。
</p>
<h2>いまも、新しい米軍基地が世界で増え続けている</h2>
<h3>沖縄には基地問題のすべてが集約されている</h3>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_01.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_01.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>小林</strong>　映画を観て軽いショックを覚えました。知らなかったこともたくさんあったし、沖縄の基地問題をここまで客観的に描いた映画は観たことがなかったので。
<br /><br />
<strong>エンリコ・バレンティ（以下、バレンティ）</strong>　ありがとうございます。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　それにイタリア人であるあなたたちがこういうアクションに出たことも興味深かった。Occupy Wall Street（ニューヨークのウォール街で起きた政治経済体制にむけられた抗議運動）の時もそうだったけど、世界がアメリカとの関係について考え直しているのだと改めて実感しました。そもそもどうしてこの映画を撮ろうと思ったんですか。
<br /><br />
<strong>トーマス・ファツィ（以下、ファツィ）</strong>　2007年にイタリアのビチェンツァで起きた米軍基地の移転拡張計画に対する反対運動がきっかけです。
</p>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
はじめはそれだけを題材にして短い映像作品を考えていたんですが、リサーチを進める中で基地問題というのはもっとグローバルな視点で捉えなければいけないと気づきました。第2次世界大戦以降、アメリカは世界中に基地を展開してきたわけですが、この10年のあいだにも、かなりの数の基地を建設し続けていることがリサーチを通してわかったんです。戦後60年以上を経たいまも、新しい米軍基地が世界で増え続けている。そして、今回の取材の中で私たちにとってもっともインパクトが大きかったのが沖縄です。沖縄はいわゆる基地問題のすべてが集約されていると言えるほど大きなダメージを被っています。基地が建てられたどの地域でも環境問題が深刻で、しかもその被害は実際に基地が閉鎖されてみないと明らかにならないことが多いのです。ひとつ例を挙げると、いま沖縄で基地反対運動をしている活動家の多くが、ベトナム戦争で使われた枯葉剤のテストが沖縄で行われていたのではないかと懸念しています。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
<strong>小林</strong>　それは知らなかったな......。
<br /><br />
<strong>ファツィ</strong>　沖縄本島北部に、広大なジャングルが広がる高江という地域があって。そこには世界中の米軍基地で唯一のジャングル環境下の訓練センターがあるんですが、ベトナムと同じような環境だということで、枯葉剤のテストがベトナム戦争中に行われていたと活動家の方は推測しているんです。日本人の立ち入りが禁止されている理由も、さまざまな廃棄物が不法投棄されていたり、弾薬などが保管されているからではないかと言われている。
<br /><br />
<strong>バレンティ</strong>　いろんな活動家の方とやり取りしていく中で、そのような情報が出てきたんです。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　うーん...。今度、その情報を送ってもらうことはできますか？　僕のほうからも、そのことについてアプローチしてみたいので。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_02.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_02.jpg" width="290" height="400" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>
</div>
</div>
<hr style="BORDER-RIGHT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-TOP: rgb(190,190,190) 1px dotted; MARGIN: 1em 0pt; BORDER-LEFT: rgb(190,190,190) 1px dotted; BORDER-BOTTOM: rgb(190,190,190) 1px dotted; HEIGHT: 0px">
<br /><br />
<div class="fs_cell_box_middle">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>バレンティ</strong>　もちろんです。
<br /><br />
<strong>小林</strong>　じゃあちょっと話を映画に戻します。ソ連崩壊後、アメリカは世界に展開していた基地を縮小するべきだったのに、逆に拡大していったことが映画の中で描かれていますよね。それには軍産複合体が絡んでいると聞いて納得したけれど、どうしてそのようなことが起こったと考えていますか？　マイケル・ムーア監督が「ボウリング・フォー・コロンバイン」の中で、「移民であるアメリカ人には、自分たちがいつやられるかわからないという恐怖心が根付いている」と言っていましたが、そういう心理的要因が根底にあるからなのかと思うのですが。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_c">
<p>
<strong>バレンティ</strong>　その恐怖心というのも、計算されたプロパガンダだった可能性があります。冷戦が終わったあと、一時的に米軍基地は削減されたんです。しかし、軍産複合体がその時点で予想したほどの利益をあげられなかったため、アメリカ政府が画策として心理的恐怖を国民に植え付けたのではないでしょうか。レーガンやブッシュ政権の外交政策に表れているようにね。<br />
　マイケル・ムーアが言っているような恐怖心には、外の世界や外国人を怖がらせる心理的効果があるのだと思います。いわゆる外国人って、さまざまな問題をなすりつけるのに格好のターゲットなんです。「やつらのせいで自分たちの特権が失われかねない」という恐怖心を人々に植え付けることは、けっこう簡単なのかもしれない。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r">
<p>
<strong>ファツィ</strong>　私自身はアメリカが他国の人たちを、敵としてそこまで恐怖心を抱いているとは思っていません。アメリカは地理的にみても非常に巨大だし、そもそも近隣に敵国が存在しませんよね。北はカナダ、南はメキシコやカリブ諸国、東西は海に面しているわけで、そういう意味ではほかの国と距離を置き、平和な国として存在することもできたと思うんです。しかし、地理的にまったく離れた場所にわざわざ戦争をしかけにいっているのが現状なんです。
</p>
</div>
</div>
<h3>日本人は政府の外交政策を注目する必要がある</h3>
<div class="fs_cell_box">
<div class="fs_cell_l">
<p>
<strong>小林</strong>　2人にもうひとつ聞きたいのですが、サブプライムローンやウォールストリートの問題が起こり、グローバル・キャピタリズムが今後どのように展開していくのかが世界レベルで取りざたされているけれど、そのことと米軍の基地問題は密接につながっていると思うんです。そのへんについてはどう考えていますか。
<br /><br />
<strong>ファツィ</strong>　まず、資本主義の終わりでは決してないということ。これからも我々は資本主義に支配されていくのだとは思いますが、ただし過去の60年間、特にこの30年間のように、アメリカというひとつの国が軍事的、経済的にもスーパーパワーとして世界に君臨していた時代は終わりに近づいているのかもしれません。<br />
　これからどのように進んでいくのかはまだ誰も予測できないと思いますが、アメリカが理解しなければいけないのは、インドや中国、ブラジルなどの新興国が経済的にも非常に力をつけてきているということです。
</p>
</div>
<div class="fs_cell_r_all">
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_03.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_03.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>
</div>
</div>
<div class="fs_cell_box_middle">
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アメリカはいまだに軍事力を増強させようと動いていますが、これは決して賢い選択肢ではないと思うんですね。帝国主義に走った国が、権力を維持したいがためにそのような行動に出ているとしか思えない。アメリカはいろいろな意味で権力を持った国であることに変わりはないでしょうから、新しい世界の中でどのような選択をしていくのかが、重要なポイントになってくるのではないでしょうか。ただ、昨年のOccupy Wall Streetのような動きをみてみると、どこかに希望を感じますね。アメリカ人自身が、現状のシステムは彼らにとって有益なものではないと理解し始めているサインなのではないかと。
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<strong>小林</strong>　僕も今度のアメリカ大統領選に、密かに希望を抱いているんです。アメリカの中から変わり出すことがあるといいなと。一方で日本も、なかばアメリカの植民地になっていたような段階から、次のステップに移行していく必要があると思う。これまでは「抑止力」という言葉を額縁に入れて、有事の際には米軍に何とかしてもらわないといけないというのが常識だったと思うんだけど、その意識が変わろうとしているのも事実なんですよね。政治の中でもそうした動きは始まってきているし。
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<strong>バレンティ</strong>　米軍の介入によってさまざまな恩恵を受けている国は、欧米諸国や日本も含めてたくさんあると思います。経済的にはもちろん、米軍によってそれらの国は保護されているといってもおかしくはない。ただその結果、それぞれの国が自分たちの軍隊を持つ必要がないというような状況に陥っている。いまの日本について言えば、北朝鮮の脅威に対して、何らかの防衛手段が日本に必要なことは認めるべきだろうし、日本の方々は、日本政府がどんな外交政策を行っているのかということを、まず注視してみる必要があると思います。
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_04.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_04.jpg" width="290" height="400" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>
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防衛のことも含めて米軍に保護されているという事実を、一度クリアに認識することが大切なのではないかと。<br />
　軍事的観点から見ると、戦争というものは永久的に行われるものなのかもしれません。そもそも基地というものは、戦争を起こすためにあるわけです。「卵が先か、鶏が先か」のジレンマになってしまいますが、日本で言えば「北朝鮮という脅威があるから基地を置いているのか。それとも日本国内に基地があるから北朝鮮が日本を脅威としてミサイルを向けているのか」ということです。この悪循環を打破するには、非常に革新的な考え方が必要になってくると思います。
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<strong>小林</strong>　その革新的な考え方って、あえて言葉にするとどんなこと？
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<strong>ファツィ</strong>　うーん......。正直なところ日本と北朝鮮の状況に関しては詳細にわかっているわけではないんですが、いま世界中の国々が致命的な破壊力のある武器を持っているのは事実ですよね。
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つまり、軍事的な解決策以外の手段を見つけることができなければ、我々人類にはまったく望みがないということです。仮にイランや中国が敵意を持って行動すれば、世界は破滅するかもしれない。いまイタリアでは何兆円という予算をかけてアメリカから戦闘機を購入しようとしていますが、このようなものは他国と戦争するための武器でしかないわけです。もしイタリアがどこかの国と戦争を起こせば、世界にも破滅的な影響が出てしまうのは明らかですよね。
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<strong>バレンティ</strong>　私自身は、何らかの形で平等な世界を創造する必要があると思っています。経済的な観点、先進国と発展国という図式とはまったく違う形で共存できるような何か......。例えばイスラエルとパレスチナの問題にしても、何らかの経済的支援をパレスチナにしたら、それだけでイスラエルから敵国と見なされてしまうわけですよね。そういう経済的な形ではない世界を創造することが必要なのではないかと。まあ、アメリカにとってはまったく考えたくないことだとは思いますが。
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<h3>いまは変化というものが非常に速く起こり得る時代</h3>
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_05.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_05.jpg" width="600" height="400" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" /></span>
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<strong>小林</strong>　僕自身も、グローバル・キャピタリズムで世界を捉えるということには、もう限界がきていると思うんです。アメリカがリーダーシップをこれからもとり続けるということに、みんなが疑問を感じているのも確かだし。だから僕にはサステナブルという観点からのビジョンがあって、農業などの第一次産業のサイクルの中に一度僕らが立ち返って、生きていくことに非常に深く関わっている「食」などの部分については、それぞれの国できちんと捉え直していくことが必要なんだと思う。そして、インターネットなどで情報のリレーションは簡単にとれるようになってきているわけだから、優れたカルチャーは自由に海を越えてやり取りするというふうに、新しい道筋を探していく必要があるんじゃないかと。
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<strong>バレンティ</strong>　そうですね。
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<strong>ファツィ</strong>　歴史には我々が学ぶべき前例がたくさんあると思います。
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かつては敵だった国々が、いまは親しい関係を持っていますよね。イギリスとアメリカにしてもそうだし、ヨーロッパを見ただけでも50年前とまったく状況が違う。それを考慮した上で思うのは、やはりいまは変化というものが非常に速く起こり得る時代なんだということ。先ほどおっしゃったように、インターネットの助けもあって、意識改革を速いペースで起こすことが可能な時代にきていますから、例えばアメリカ大統領選に私たちは投票できなくても、我々がどう思っているかということを、選挙権を持つアメリカ国民に伝えることができるわけです。
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そういう意味では希望があると思います。ただ逆を言えば、希望以外の選択肢はないと言っていいのかもしれません。
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<strong>小林</strong>　沖縄の基地問題にしても、最終的には憲法をどうするのかということも含めて、いろんなことを考えないと解決できない問題ですよね。つまり沖縄のことも福島のことも、問題は全然違うけれど同時に見続けないといけない。
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現状を「しかたがない」と思うんじゃなくて、希望を持って未来のあり方を僕らがきちんと描いていく。逆を言えば、それしか道はないんじゃないかということですね。なかなか時間はないですけれど、沖縄で活動をされている方たちの声もきちんと聞いていくことが大切だと感じました。今日はお会いできて光栄です。ありがとうございました。
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<p><strong>映画『誰も知らない基地のこと』はシアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開中！</strong><br />
公式サイト：<a href="http://kichimondai.com/">http://kichimondai.com/</a></p>
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_profile.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_profile.jpg" width="170" height="220" class="mt-image-right" style="float: right; margin: 0 0 20px 20px;" /></span>
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<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="feature_daremoshiranai_profile2.jpg" src="/feature/images/blog/feature_daremoshiranai_profile2.jpg" width="170" height="220" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>
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<p><strong>エンリコ・パレンティ Enrico Parenti</strong><br /><br />
映画監督。本作が長編初監督作品。1978年生まれ。アメリカ系イタリア人。フリーランスの映画制作者。イタリア国営放送局（RAI）や独立系プロダクション制作のドキュメンタリーでカメラマンとして活躍。<br /></p><p><strong>トーマス・ファツィ Thomas Fazi</strong><br />
映画監督。本作が長編初監督先品。1982年生まれ。イギリス系イタリア人。研究者兼通訳。イタリアの数々の出版社で政治コンサルタントとして活躍。<br />
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<div style="TEXT-ALIGN: right">（撮影・取材・構成／成田敏史）</div><br /><br />]]></description>
<link>http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20120427_5368.php#005368</link>
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<category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">緊急企画「LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと-」</category>
<pubDate>Fri, 27 Apr 2012 17:23:10 +0900</pubDate>
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