小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

2日目終了

2010.07.18 23:48

とにかく今年は晴天に恵まれてありがたいんだけど、
ちょっと晴天過ぎるかなと思うほどの暑さなんで、
本当にお客さんの体力、調子が心配になります。

数々の素晴らしいBand Actがあるなかで
彼らが最も暑い時間だったのではないだろうか?
フラワーカンパニーズのパフォーマンスを見ていて
暑さを乗り越えていけるエネルギーというかバイブがあって
人のエネルギーから受ける力、もしくは出す力を含めて
その懐の深さみたいなものをすごく感じたパフォーマンスでした。

気は心とか、心頭滅却すれば火もまた涼しだっけ?
つまり人間の気持ちや精神力っていうのは、本当に大きいんだよね。
それにしてもフラカンは、テクニカルに上手とかそういうのではなくて
とにかくその人間味が本当に素敵でした。

その後の真心ブラザーズ、バックバンドの小川文明さんも
あのユーモア含めて、独特な知性がいいですよね。

GOING UNDER GROUNDもこだわりあるポップ感が
ちゃんとお客さんに届いていたと思うし、
lego big morlも、彼らなりの新型ロック、
その意気込みとポテンシャルが伝わっていたと思います。

とにかく今年はBank Bandが繋いで
コーディネートしていくことやオーガナイズしていく範囲が減った分、
Band Actに委ねている部分があるわけですが、
それを繋いでくれているのがお客さんなんだと、あらためて感じました。

本当にap bank fesのお客さんは素晴らしい。
もっと褒めたいけれど、とりあえずこんなところにしておきます。


DSC01345_1.jpg
eco-reso talkの台本を熟読中


DSC01348_1.jpg
今日はap bank radioとコラボレーション


DSC01350_1.jpg
ステージ袖にて、出番直前のlego big morlに激励。
ちなみに自分も出番直前


DSC01352_1.jpg
熱心に見つめる視線の先にあるのは......


DSC01354_1.jpg
lego big morlが映し出されたモニターが


DSC01362_1.jpg
本編終了後にステージ袖から撮影


DSC01366_1.jpg
ライブ終了後、そのまま小倉さん亀田さんと、
ラジオの生放送ゲストとして出演



BACK
NEXT

小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。