小林武史によるダイアリー。日々の出来事や、現在進行中のプロジェクトについて、今考えていることなどを綴ります。

ライブ@京セラドーム

2009.12.11 03:39

今日は大阪。
昼前の新幹線で大阪入りして、
京セラドーム到着5分後からリハーサル開始、みたいな
隙のないスケジュールでしたが、
本番前にもいろいろと、仕事の電話やら、来客やら、
仕事メールやらをこなし、あっという間に本番をむかえ、
そして怒濤の38000人と共に、すごいエネルギーのるつぼというのか
ハーモニーというのか......本当にすごい一日でした。

僕を含め、ステージに乗ってる全員は、
とにかく、ただただ音楽を楽しんでるだけなので、
リハも本番も本気でスイッチが入るんですけど、
それでも今回はお客さんの興奮具合は、深いというか、大きい気がします。

そんな中で、今回のツアーではこだわった場所が随所にあって、
特に"数字が書いてある曲"がありまして、
その曲の始まり方なんていうのは、本当に練りに練ったものだから、
そこにみんなが心を震わしてくれてるのがわかるのが、
僕としては特に嬉しく思っているところです。

いまいち何を言ってるかわからない方もいるでしょうが、
いずれツアーが終わったあたりで、ちょろっとぐらいは解説しましょう。


kobayashi_1210_a.jpg
ライブが終わった大阪は、雨が降っていました

BACK
NEXT

小林武史

音楽プロデューサー、キーボーディスト。Mr.Childrenをはじめ、日本を代表する数多くのアーティストのレコーディング、プロデュースを手がける。映画『スワロウテイル』(1996年)、『リリイ・シュシュのすべて』(2001年)、など、手がけた映画音楽も多数。2010年の映画『BANDAGE(バンデイジ)』では、音楽のみならず、監督も務めた。03年、Mr.Chilrenの櫻井和寿、音楽家・坂本龍一と自己資金を拠出の上、一般社団法人「ap bank」を立ち上げ、自然エネルギー推進のほか、「ap bank fes」の開催、東日本大震災の復興支援など、さまざな活動を行っている。