第1回 出会いはお互いのデビュー前
- ――
- 今まで、接点はあったんですか?
- 真心ブラザーズをやる前に、学生のときに組んでたアマチュアバンドのとき、渋谷のラママ(※老舗のライブハウス)でよく一緒になったよね。
- え、じゃあ、その頃はMr.Childrenもデビュー前?
- そう、事務所も何にもない頃。
- 桜井
- 22〜23年前だよね。
- 櫻井
- 同じサクライなので、「いいサクライ」と「悪いサクライ」があって(笑)。
- 桜井
- 懐かしいねえ〜、その分け方(笑)。
- YO
- 僕が総合的に判断すると、2人とも「悪いサクライ」(笑)。でも悪くないとダメでしょう、ちょっとぐらい。特に20代前半なんて。
- 桜井
- ヘタしたら10代だった。
- YO
- そうか、真心ブラザーズやる前だもんね。じゃあ、Mr.Childrenってもう20年は超えてる?
- 櫻井
- 結成して......21年。
- 桜井
- (ライブ中に)弦を切ってチューニング狂いながらも一生懸命歌っていた櫻井くんの姿を今、思い出した。メジャーセブンスコードとかあるから、ちょっと狂うと大変なことになるのに、頑張って歌って偉いなあって思いながら。
- ――
- その頃の桜井さんはどんな感じだったんですか?
- 櫻井
- 印象はほとんど変わってないですよ、昔から。
- ――
- YO-KINGさんは櫻井くんとの接点はどんな感じだったんですか?
- YO
- 僕らは主にスポーツで(笑)。重なると月に2回くらい会う。野球とサッカーを僕はやってるんですけど、櫻井くんもやってるから。対戦相手がいないときの最後の頼みの綱(笑)。ずるいの、サッカーチームにプロの人がいて。
- 櫻井
- そうなんですよ(笑)。
- ――
- 音楽的には何かイベントで一緒になるとかは?
- 桜井
- 2006年に"ロックロックこんにちは"っていう、スピッツがやっているイベントに呼んでもらったときにMr.Childrenも出てて。そのとき相当久しぶりだったよね~。
- 櫻井
- イベントとかで一緒になるのはそれが初めてだったんです。
- YO
- 埋め立て地かなんかで、すっげー暑いのに、櫻井くんはバックステージでずっとサッカーの練習してた(笑)。やめときなって言ったのに。ライブの前のアップなんだよね?
- 櫻井
- そうそう。
- ――
- じゃあ、"ap bank fes'10"は、それ以来ということになりますね。最初にオファーがあったときはどういうふうに思われましたか?
- YO
- 嬉しかったですね。つま恋ですよね? つま恋は、吉田拓郎好きの僕にとっては聖地ですからね。つま恋でライブできるんだー!って。
- 桜井
- あの頃のYO-KING少年に知らせてやりたいね。
- YO
- 知らせてやりたいよね! 1985年、高3のときに、つま恋で拓郎さんのライブをオールナイトで観たんです。だから知らせてやりたい。お前、2010年につま恋で「どか〜ん」やるんだぞって(笑)。
- 桜井
- もう曲名、言っちゃった(笑)。
- YO
- やらないわけないでしょ(笑)。「どか〜ん」やって何かやって「どか〜ん」やって何かやって。交互に「どか〜ん」入れてくから(笑)。本当に楽しみにしてます、それはもう。
- ――
- 感慨深いですねえ。
- YO
- 18歳から43歳ですからね。
- 櫻井
- 天気さえよければ、ものすごく気持ちのいいところなので。
- 桜井
- 楽しみなのと同時に、あの......、今回、なんで僕たちを呼んでくれたんですか?(笑)
- 櫻井
- 同世代で、特に子供番組に桜井くんが出ていたこともあって、同じふうに未来のこととか、あのロック少年だった自分たちから何年も経っていろいろなことを考えているだろうな、とか。
- 桜井
- お客さんはお子さん連れも多いんですか?
- 櫻井
- うん、ファミリーゾーンっていうのがあるので。
- 桜井
- じゃあ、そのへんも考えなきゃいけないね。
- YO
- そうだね。ステージで楽器入れ替えたりしている合間に、桜井ひとりでファミリゾーンに歌いに行くんでしょ?(笑)でも、そうだよねー。長くやるってそういうことだもんね。自分の環境が変わって、でも音楽をやり続けるっていう面白さとかね。
- 櫻井
- そうですね。
(撮影協力:YOGORO)


















