第9回 ルリユールおじさんって?2010年2月18日(木)
岡野さんの作品は、これだけじゃありません。
こちら、なんだかわかります? サイズに注目です。


そう豆本です。
最近、豆本づくりはブームとなって広まりましたが、
岡野さんはこのブームの前から作り方を教えていた、さきがけの人。
「このミニサイズだったら、自分の撮ってきた写真やちょこっと書いた詩なんかも作品にできるでしょ。気負わず、気軽に製本を楽しんでもらえるかと思って、ワークショップの開催もしてましたね」
確かに、プレスしたり、糸でとめたり......、同じ作業をしていてもこのサイズだと、めげずに仕上げられそう(笑)。
かわいらしい豆本の次に
岡野さんが取り出して紹介してくれたのが
この本です。

タイトルの「ルリユール」ってこのおじさんの名前ですか?
「フランス語で製本を意味する言葉なんです」
では、製本師の話なんですね?
パラパラとめくると、製本師のおじさんの工房も描かれているんですが、
この感じ......、岡野さんの工房とそっくりだと思いませんか?(笑)。


「少女が大切にしていた本が壊れてしまって、それを製本師のおじさんが
直してくれるというストーリーなんですが、製本工房や修理の工程なんかも忠実に描かれているんですよ」
本の修理を題材にした絵本って初めて見ました!!
「でしょ、日本では初めての内容ですね。
ヨーロッパでは製本が身近にありますから、
こういうところにも、本を修理して長く愛読するっていう意識が根底にあるのが感じられます」
第10回へつづく〜。




































