第5回 待つのも修理。2010年2月13日(土)
さて、接着材を落としたら、ハケでノリづけです。
ここからの作業はスピード勝負という言葉のとおり、ハケをおいてから間髪を空けずに
ページにズレが出ないよう「タタンッ」とページをそろえます。
ノリの付かない板でページをはさんで、プレス機でしっかりと固定。

ノリが乾くのを待つこと数十分......。
元の表紙・背表紙も貼り付けて、完成!
修理後を今すぐ確認したいところですが、
ノリが完全に乾いて安定するには1日ぐらい置いた方いいとか。
「待つことも修理の工程のひとつですから」
Kの大事なルーツ本です、ここはぐっとこらえました。
では、地道な作業がものをいう、無線とじの修理を動画でご覧ください。
さて、岡野さんが提案されたふたつのうちひとつの修理方法を見せていただいたのですが、
ここまでくると、もうひとつがどんな修理なのか気になりますよね?
ということで、もうひとつの「平とじ」の修理も見せていただくことに。
糸を通してとじる「平とじ」は、修理にはもちろん、
簡単にできる製本の手法でもあるそうです。
無線とじの本を、強度をもたせるためにあらかじめ平とじに修理する人もいるんだとか。
第6回へつづく〜。




































