第4回 若く見えて、意外とベテラン!?2009年11月19日(木)
大城さんが見せてくださるのは
こちら、ショルダー修理です。

なんでも、肩掛け部分とカバン本体をつないでいるパーツに
切れ目が入って破けてしまっていたよう。
切れ目が入って破けてしまっていたよう。
では早速、作業をお願いします。
まずは、前回のファスナー修理同様、修理部分の糸はずしから。
破損したパーツを新しく作るため、材料となる革に型をとっていきます。
革の厚みを、またまた登場の削りマシーンで調整。
パーツの芯となる素材に革を接着剤で貼り付け、
密着するようにカナヅチで打ちつけます。
革を芯になじませるために、パーツの側面をライターであぶり、
側面を黒い塗料で塗ります。
次は接着剤で肩掛け部分とカバン本体をあわせます。
このときドライヤーを使うと接着の時間が短縮できるんだとか。
カナヅチで貼り合わせた部分を打ち付けて密着させ、
ここでようやく下準備完了。
ここでようやく下準備完了。
カバンの小さなパーツを作るにもコレだけ手間や時間がかかるのを見ると、普段自分が何気なく使っているカバンも完成にいたるまでは、予想以上の長い道のりを経ているんだろうなぁとしみじみ感じました。
さて、作業は続いてミシンがけに。
もとの針穴を確認しながら、慎重に縫い合わされていきます。
前回の右田さんの発言を思い出しながら、
大城さんのミシンがけを見守る私の呼吸も無意識に止まってしまっていました。
もちろん作業をしてるのは私ではないんですが(笑)、
見つめているだけでも集中してしまいます。
こちらの一連の作業を動画でもどうぞ。
丁寧な作業を経て、ようやく完成!!!
ほら、このとおり。また斜め掛けカバン、通勤・通学に活躍してくれそうです。


ところで、大城さん、こちらの仕事は始めてどのくらいですか?
「そうですね〜、10年くらいですかねぇ〜」
!? 10年も!!
私の質問の仕方でおわかりになるかと思いますが、
1年、とか数カ月とか、そんな答えが返ってくると予想していました。
あちゃ〜。
またの失言。
右田夫人も
「若いんだけど、この仕事も長くてね。
彼の作業は確かなのでいろいろまかせてるのよ」
たしかに、作業も、とても丁寧でムダもありませんでした!!
「最近だと、このお医者さんのカバン。
このカバンの開き口部分がボロボロになっていたのを
彼が手縫いで修理したんですよ」

凄い!!
「この仕事にはたまたま出あったという感じで、
最初はアルバイトで働いていたんですけど、
けっこう性にあったのか10年程続けてますね〜」
大城さんも自分のカバンが壊れたら
修理したりするんですか?
「この仕事を始めてからなんですが、
壊れたらどうにかならないかなぁって試してみます。
あと、カバンでも服でも、なるべく最初に簡単には壊れない
質のいいものを買って長く使えるようにしてますかね」
ふんふん、私も自分で修理するのはちょっと難しいかもしれませんが
長く愛用できるもの、修理しながら使えるものをというのには同感です!!
大城さんへ私があれやこれやと質問をしているところ、
「じゃあ、そろそろ準備もできたので、
持ってこられたカバンを修理しましょうか」
持ってこられたカバンを修理しましょうか」
ああ〜、そうです! 私としたことが
自分の持ってきたカバンのことをすっかり忘れていました(笑)。
自分の持ってきたカバンのことをすっかり忘れていました(笑)。
ぜひぜひ、お願いします!
次回は、(私が)お待ちかねの持ち手の修理です。
第5回へつづく〜。































