HOME > BLOG > Food Relation Network blog > 九州・沖縄地方

2011.07.08
コーヒーの実は、コーヒーチェリーとも言います。
赤のほか、黄色く色づくものもあるそうです。
「チェリー」というとおり、果肉は食べられます。
ほんのり甘いです。
摘み取った実は、果実部分を取り除きます。
中に入っているのがコーヒー豆。
1週間ほど乾燥させてから、
薄皮をむいて生豆にします。
さらに乾燥させて、焙煎までの全工程を
手作業で行っていくのだそうです。
今年のコーヒー豆は乾燥させている途中で、
まだ味見はできません。
昨年の収穫分は、いくつかのコーヒー店で
飲むことができたそうですが、もう品切れ。
いまはまだ、「幻のコーヒー豆」と言ってもよいくらい希少です。
でも、今後には大きな可能性があります。
現在、町との協同による大規模な育苗が始まっています。
温暖だけれど朝晩の寒暖の差がある徳之島の気候も、
コーヒーの生育には強みです。
たくさん育ててたくさん収穫できるようになれば
よいわけではありませんが、
「外国から運ばれてきたコーヒーだけ」から、
「日本産のコーヒーも選べる」ように
なったらいいなと思います。
それが吉玉さんのコーヒーのように、
農薬や化学肥料を使わずに育てられたものだったら、
もっといいな、と思いました。
2011.07.07
朝、吉玉さんが、
待ち合わせ場所の町役場まで迎えにきてくれました。
日本のコーヒー栽培におけるすごい人だと聞いていたので、
勝手に「寡黙でちょっと気難しい人」を想像していたのですが、
おしゃべり上手の、こちらまで楽しい気持ちにさせてくれる方でした。
さて、さっそく軽トラックで山に向かいます。
山の中の数か所の土地で栽培を行っているのだそうです。
途中の小道でトラックを降りてさらに奥に歩いて行くと、
薮のなかに少し開かれた場所があり、
赤や緑の実がついたコーヒーの木が見えました。
意外と華奢な枝、そして思っていたよりずっと高い!
吉玉さんに実の摘み方を教えていただきます。
こんなふうにびっしりと並んで実がつきます。
同じ枝でも成熟度が異なるため、
赤く色づいた実のみを選別して摘み取ります。
こちらはティピカという高木種。
脚立に乗ってもまだまだ手が届かないほどの高さです。
高木タイプは、実を摘む作業がたいへんなので、
世界のコーヒー産地では、
低木タイプへの転換が進んでいるところもあるそうです。
実際に実を摘んでみると、それも納得です。
地面に傾斜があったり、枝葉が茂っているために、
脚立が思うように安定しません。
ちょっと油断すると脚立ごと転倒しそうになります。
これは......けっこう注意力のいる作業です。
(次回に続きます)
2011.07.06
こんにちは。「地方へ行こう!隊」メンバーのくにです。