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Back Stage Interview
Dragon Ash

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――今日のステージはいかがでしたか?

Kj(Vo)「やるからには、なにか爪痕を残して帰りたいし、少なくとも俺らを観にきてくれてる人もいると思うので。そういう人たちが喜んでくれたし、あんまり興味がなかった人も少し反応してくれた様子だったので。呼んでもらえて光栄です」

――お客さんの反応はどうでしたでしょうか?

Kj「大変よかったですね。いわゆるミクスチャーマナーが浸透してない場所なんで、ここでダイブやモッシュする、みたいなカルチャーがないけれど、音楽として気に入ってもらえる曲は盛り上がったし。一生懸命やりましたってことです」

――フェスの雰囲気はいかがですか?

Kj「すばらしいと思います。GAKU-MCさんに呼んでもらったんですけど、よかったです。家族もみんな喜んでます」


Band Act
Mr.Children

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時刻はジャスト15時――大勢のオーディエンスが待ち受けるなか、いよいよMr.Childrenが登場! 深い海底を想起させるSEから、桜井がアコースティック・ギターで「シーラカンス」を弾き語り始めれば、観客からは大きな声援が沸き上がる。重厚なバンド・サウンドが折り重なり、続けて「つま恋!」と呼びかけて「PADDLE」へ。ギターを置いてマイクを手にした桜井は、左右に伸びたステージ・サイドを猛ダッシュ! 間近に迫るミスチルに聴衆はもう大喜び、序盤から壮絶な盛り上がりとなった。「Mr.Childrenです! 暑いだろ〜!?」と、ブレイクでは満面の笑みで桜井。続けて「次の曲は、1983年に発表された曲です。僕らはまだ中学生......今から歌う曲にすごく胸を熱くして、その胸の熱さそのままに、40を越えた私たちがお贈りしたいと思います」と尾崎豊の「僕が僕であるために」をプレイ。伸びやかで少年的な桜井の歌声が古き名曲に新たな息吹を与え、圧巻は続いて披露された「I'll be」。一打一打を噛み締めるような鈴木のドラミングが会場を高みへと持ち上げ、目を剥いて鬼気迫る表情で歌われる桜井のボーカルには胸を揺さぶられずにはいられなかったほど。「音楽が好き、つま恋が好き、ap bank fesが好き」と書かれたお客さん手作りの垂れ幕を指差して、「それ、すごい嬉しいよ」と桜井が語り掛ける場面もあって、いつしか会場には親密で温かなムードが生まれているのだった。終盤には「大好きな人を思いながら聴いてほしいし、よければ一緒に歌って下さい」と、まるで宝物を扱うような丁寧なアンサンブルで「しるし」を披露。続く「声」では桜井、再度ハンド・マイクでステージ狭しと駆け回る。フィールドの大合唱に「すげぇ!」と驚きの声を上げ(いやいや、3日間連続のステージで走り回って、息も気持ちも切らさないアナタこそスゴい!)、最後は15年ぶりにライブで披露する「【es】〜Theme of es〜」でap bank fes'10でのライブを締め括ったミスチル。汗だくでステージを去るメンバーに、惜しみない拍手が送られた。
(奥村明裕)

Bank Band with Great Artists
RHYMESTER


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ミスチルの興奮冷めやらぬ午後4時20分。Bank Bandと共に早くもオン・ステージした櫻井が叫ぶ----「準備はいいですか!? まだまだ跳べる?? では紹介します......RHYMESTER(ライムスター)!」。その声に導かれて、年頭に復活を遂げた(2007年から活動を休止していたのです)3人=宇多丸、MUMMY-D、DJ JINが登場。ボトムの効いた「ONCE AGAIN」のビートにあわせて、ステージ前の2MCが流れるようなラップを重ねていく。お客さんは腕を上下にバウンスさせ、「言えよホ〜ォ!」、「ホ〜ォ!!」と、盛大なコール&レスポンスも巻き起こった。MCでは「お初にお目にかかります、RHYMESTERと申します。まぁ、おっさんのヒップホップ・グループですよ。歌ってることはだいだい人の悪口か下ネタです(笑)」とスキンヘッドの宇多丸が(いささか自嘲気味に・笑)自己紹介。「今日出てるアーティストの中でいちばん危なっかしいね」とMUMMY-Dも笑いながら、続けてゆったりしたレイドバック・チューン「ちょうどいい」をプレイ。心地よくオーディエンスを揺らして、「次はガンガンあがっちゃってください!」(MUMMY-D)と、最後には超アッパーな「ラストヴァース」で<手を挙げろ! 身体揺らせ!>と再びつま恋を最高潮へ! ヒップホップという音楽の楽しさ/ヤバさを目一杯に届けた、RHYMESTERの真骨頂たるステージだった。
(奥村明裕)

Back Stage Interview
RHYMESTER

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――おひとりずつステージを終えた感想をお願いします。

宇多丸(MC)「もちろん出演者全部の中で、いちばん観客に馴染みが薄かろうというタイプのグループだったと思うんですが。後ろにBank Bandががっつりいるんで、お客は好意的に迎えてくれて。もうちょっと"あ、アウェイだ"って感じになるかと思ったんですけど、一瞬もお客につきはなされる瞬間がなかったので安心しました。だから、ただ楽しくできた感じです」

DJ JIN(DJ/Producer)「暑いなかだけど、雰囲気が温かくて。で、とにかくやる側はめちゃめちゃ楽しくできたっていうか。バンドのみなさんも良い形で受け入れてくれて、アレンジも作ってくれて。とにかく、楽しいセッションができて最高でした」

Mummy-D(MC/Producer)「そうね、フェスとかでっかい会場も慣れてきたけど、やっぱりここは、ただのフェスじゃなくて。このアーティストエリアもそうだし、お客さんもそうだと思うんだけど、このフェスの主旨に賛同して集まっているから嘘くさい部分がないよね。そういうのがみなぎっていてすごく、いいなって思う。あとは単純に、やっぱ俺らいつもはターンテーブル使って3人だけでやってるから、あんなメンツでさ......」

――バンドと一緒にやるっていうのは。

Mummy-D「いや、もう、ただのバンドじゃないからね!」
宇多丸「バンドはいっぱいあるんだけど、弾いている人のそれぞれがどうなっているのっていう」

DJ JIN「後ろのみんなの年収を合わせたら、どうなるのかっていうね(笑)」

――年収......(笑)。

宇多丸「年収ですよ! 年収に若干の気後れを感じながらね(笑)。年収圧を背負いながらの、ですから。単純にバックバンドとしても最高級の、贅沢な形でやらせてもらって」

Mummy-D「あんなストリングスやホーンまで揃った、フルオーケストラに近いバンドで歌えることって滅多にないからね」

――その中で、やってみていかがでしたか?

宇多丸「そこは、みなさんスゴ腕だから。全然違うジャンルだけれど、その場でパッと一瞬で。ほとんどリハからこんな感じで、ばっちりでした。バックはもちろん不安要素がないし、お客も温かいし、ピースな雰囲気流れてるじゃないですか。だからいかにして、ここに若干の不穏なムードを注入しようかと。それがやっぱ役割かなと思って(笑)」

DJ JIN「はははは」

宇多丸「ちょっとピリリとはね、入れられたと思うんですけどね。"あれ?"って思わせられたかなと(笑)」


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