Back Stage Interview
スキマスイッチ
――ライブを終わられていかがですか?
常田真太郎「楽しかったですね。やってやったって感じですね」
大橋卓弥「そうですね。ap bank fesに、スキマで出るのは2年ぶりなんですけど、なんだか、"ああ、そうそう、これこれ"という感じで。いつもそうなんですけど、ステージに立っていて、気づくと最後の曲だったりして。ちょっとさみしさもありつつ」
常田「とくに今回、Great Artistの一番手だったしね」
大橋「そうだね。でも、完全燃焼して帰ろうと決めていたので、もう燃え尽きました」
――櫻井さんが、大橋さんは"旅人"のカバーをしたときに、一番イキイキしてたっておっしゃってましたけど(笑)。
大橋「ハハハハハ。そんなことないですけど(笑)。他の曲が動き回れる感じの曲じゃないので。そうなっただけの話で」
常田「(他の曲は)弾いてたしね(笑)」
大橋「全部、イキイキやってたんですけどね。確かに"旅人"を歌うのは楽しかったですけどね(笑)」
常田「最高のカラオケですからね」
大橋「ハハハハハ」
常田「本人と一緒に、生演奏で。僕らは毎回、ずっとカバーをやっていますからね」
――それは、ap bank fesならではですよね。
大橋「そうですね」
常田「しかも、卓弥選曲っていうのがミソなんですよね。認めてもらっているらしいので」
大橋「ファン代表としての選曲をしていますね。そういうつもりで」
――今年の選曲はどういう感じで?
大橋「あまりMr.Childrenのライブでは聴けないような曲が聴けたら、僕はうれしいなと思うので。なので、聴きたい曲を自ら選曲して」
常田「ファンのみなさんに、"大橋やったな"って言われるように(笑)」
――2年ぶりにBank Bandと一緒にライブをやった感触はいかがでした?
大橋「すごい人たちばっかりですからね。何も考えずに、好きなように前で歌っているだけで、きれいにみせてくれるというか。お膳立てしてくれる感じですね」
常田「以前は小林さんと並んでキーボードを弾いていたんですけど、年々(キーボードの位
置が)前にでているんです。それがちょっとさみしいなと思いますね。でも、それは(前で)やってくれってことだと思うので、そう受け止めて。今日は、最後に小林さんを見たら、にやっとしてましたね(笑)」
Bank Band with Great Artists
PUFFY
「楽しいぞ! 紹介します、PUFFY!」という櫻井の呼び込みを受けて、"日本一愛され上手なデュオ"PUFFYがap bank fesのステージにやってきた。清涼感たっぷりのストリングスと軽やかなギター・カッティングが先導する、聴き覚えのあるイントロに、早速フィールドから大きな歓声が上がる。「渚にまつわるエトセトラ」だ。ディスコ調の軽快なポップ・ナンバーでありながら、フィールド全体を包み込むようなスケールも誇る楽曲の完成度に、あらためて感嘆させられる。そして、大貫亜美と吉村由美のユニゾンから覚える親和性が、いつまでもフレッシュであることになんだかとてもうれしくなる。由美「おもいっきり楽しもうと思います。私たち来年15周年なんです」。亜美「そうなんです!」。由美「カワイイという声だけが聴こえます」。亜美「あたしも!」。と、マイペースでキュートなMCもまた不変である。2曲目のロック・ナンバー「マイストーリー」でオーディエンスと熱気を交歓し、ラストは、もちろんこの曲だ。スペイシーなシンセと幽玄なギター、踊るようなストリングスがポップに絡み合い、オーディエンスの昂揚感を刺激する。14年前にリリースされたデビュー曲「アジアの純真」だ! ふたりのユニゾンと小林のボコーダーを駆使したコーラスのコンビネーションがなんとも絶妙だった。色褪せることを知らないポップの悦びで、つま恋を豊潤に満たしたPUFFYという"不変と普遍"。やはり、特別だ。
(三宅正一)
Back Stage Interview
PUFFY
――今日のステージの感想をお願いします。
大貫亜美「こんなに広いところで、お客さんもいっぱいで、天気もよくてっていう、好条件の中でやらせていただいて。すごくお客さんも温かく、そしてバンドも素晴らしく、いい1日だったなと。はやくも、もう1日終わった感じです(笑)」
吉村由美「本当に初めてだったので、なんの予測もできないからすごいドキドキしてたんですけれど。お客さんが温かいですし、私たち亜美由美が飛んだ後ろで先輩方が飛び跳ねているのをみて、なんだか無性にテンションがあがってしまいました」
亜美「そうそう」
――亀田さんとかも、すごい跳ねてましたよね(笑)!
由美「ええ、櫻井さんも飛んでいたりして。皆さんが一緒に飛んでいるのをみたら、すごくうれしかったんですよね。それと、野外でこの暑さのなかライブをするのが今年初めてだったので、"あ、夏が来たな"って感じがしましたね」
亜美「たしかに」
――Bank Bandと一緒にやるのがこのフェスの醍醐味だと思うんですが。
亜美「そうですね」
由美「まず、構成が豪華じゃないですか。自分のステージにはない、いろんな楽器がいてですね、すごく贅沢だよね」
亜美「本当に、みなさん一流のミュージシャンであり。あと私たち的には("アジアの純真"での)あの小林さんの......」
亜美・由美「ボコーダーっていうのが」
――お二人が小林さんを見守っている感じが面白かったです(笑)。
由美「まさかのですからね(笑)」
亜美「あれがどれだけこう貴重なものなのか、というのを」
由美「観られた人はラッキーですよね。私たちも、我を忘れてすごく見てしまいました(笑)」
亜美「リハの時から注目してましたから」
――会場の雰囲気はいかがでしたか?
由美「誰々のファンというより、このイベントを好きな人が来ている印象があって。だからみんな、誰であっても何であっても楽しもう、という雰囲気でうれしかったですね」
亜美「私もすごく後ろの方までよく見えたんですが、お客さんが盛り上がっていて。みんなが目指すところは、一緒なんだなっていう。すごく暑いと思うんですけど、そのなかでも、どうやって楽しむのかをちゃんと分かっているベテランのお客さんなんだろうなと思いました。楽しかったです」
Band Act
Dragon Ash
いよいよ日差しの強まる午後1時40分、B stageには"DA"ことDragon Ashがイン・ダ・ハウス! 登場するなり2人のダンサーが手拍子を誘い、スパニッシュな「Freedom」からライブの火蓋を切って落とす。即時的に盛り上がるフィールドを見回してKj、ガット・ギターを手に笑顔も見せ、その後方ではダンサー・ATSUSHIが真紅のDragon Ashフラッグを振りかざしてさらに熱狂を煽る。続けて鳴らされたのは、耳覚えのあるラテンのリズム――そう、「La Bamba」だ。続く「Bring It」でも、「飛び跳ねろーっ!」とKjがアジテートして一気に沸点へ! これまでも数々のフェスを沸かせてきた、歴戦のライブ・バンドたる破格のパワーを見せつける。「東京都世田谷区から来ました、ミクスチャー・バンドやってます、Dragon Ashです。よろしくお願いします!」とのKjの挨拶を挟んで、「Dear Mosh Pit」→「AMBITIOUS」と後半も攻撃の手を緩めない......どころか、天井知らずに攻め立てるDA。「かなり騒がしい音楽だと思うんですが、俺らは誰にも負けないくらいカッコいいと思ってます」、さらには「ミクスチャー・バンドとしてこの場に立てて光栄でした。人生賭けてやってっから、これからも応援よろしくお願いします!」(Kj)と強烈な信念と自負心のもとステージを全うしたDA。会場中のタオルをブン回したラスト・チューン「運命共同体」はマジ圧巻でした!
(奥村明裕)