その3 「4~5年は農家として使い物にならなかった」
正月用の小松菜のために、今、マリーゴールドを植えることで害虫駆除をするのだという。
実は、農家を継ぐつもりはなく、大学も理工学科に進んだと言う石原さん。卒業後、一度は会社に勤めたが、農家になる決意を固めて30歳の頃に畑と向き合った。ところがいつ何を植えたらいいのかわからない。苗を見てもそれが何の野菜なのか見当もつかない。当然、害虫駆除の方法もわからない。「最初の4~5年は農家として使い物にならなかった」そうだ。
今のボクとほぼ同じ状態と言ってもいいのかもしれない。たとえば、この畑。
ここには、全部で3種類の野菜が植えられている。一番左がキャベツ。中央がカリフラワー、右がブロッコリーである。スーパーに並んだ野菜を買って料理をしているだけのボクには全く区別がつかないのだ......。
(続く)
<東京カリ〜番長とは?>
東京カリ〜番長は、カレーをコミュニケーション・ツールとして「ハッピーな空間」を作ることを目標に活動している出張料理ユニットである。日本各地のイベントやクラブなどに出張し、創作カレーを販売。「二度と同じカレーは作らない」ことをポリシーとしている。主に「調理主任」の水野氏名義で20冊近くの著書を発表しているほか、メーカータイアップの商品開発やカレー店へのレシピ提供など実績多数。

































