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まずは日常生活で自然を感じることから始めよう。   テーマ「自然とつながる暮らし」出演者:堀越哲美さん ecoreso

ap bank fes’08の会場で行われた、環境についてさまざまな視点から私たちの未来につながるトークセッション「ap bank fes’08 dialogue」。
その多彩なゲストの方々に、出演後に聞いたミニインタビューシリーズ。

<堀越哲美さんプロフィール>
都市環境デザイナー。1950年東京生まれ。北海道大学卒業、東京工業大学大学院修了後、日本国有鉄道で設計活動に携わる。豊橋技術科学大学助手、大阪市 立大学講師を経て、名古屋工業大学大学院産業戦略工学専攻および建築デザイン工学科教授、現在に至る。この間カナダ国立研究所特別研究員。1993年日本 建築学会賞受賞。著書に「絵とき自然と住まいの環境」彰国社など。http://archi2.ace.nitech.ac.jp/hori2/

Q.自然を感じるために、堀越さんのお宅で工夫していることはなんですか?

A.一番の工夫は、家の一番高いところに窓をつけていることです。その窓を開けると風がすーっと出るという仕組みです。
暖かい空気というのは必ず上にあがるものなので、たとえ風がなくても、家の中に人がいるだけで発生する熱が上がっていって外に出ると、代わりに外から空気を引っ張ってきてくれるんです。つまり風が生まれるんです。
これは、昔の京都の「町家」と同じシステムです。

Q.都市に住んでいても、日常生活で自然を感じたり親しむためにはどうしたらいいでしょう?

A.例えば、窓にすだれをかけてみると風の動きを感じられます。日常生活のそんなことから、徐々に自然を感じられるようになってくるものです。
それから、日中家に居るときは部屋の電気を消して外の明るさだけで過ごしてみるのもいいです。

実は蛍光灯の明るさよりも外のほうが10倍から20倍も明るいんですよ。目にもやさしいし、日が暮れていくのも感じられますよね。
あとは、花を育てたり、プチトマトとかキュウリだとか野菜を育てるのもいいですね。自分で育てたものを食べてみると、自然とのつながりを実感できてきます。

風を感じる、光を感じる、植物に触れる。それはすでに自然を感じていることになります。

無理をすると続かないので、日常生活の中でできることからちょっとずつ自然を感じてみる。そうすると、次はもう少し広い自然と触れていこうかなと思えてくると思います。

【ap bank dialogueメモ】
出演日:7月18日
テーマ『自然とつながる暮らし』
MC:KEN MASUI
出演者:堀越哲美さん、ジョン・ギャスライトさん

ニュース提供: eco-reso web編集部 - 「つながり」がみえるウェブマガジン「eco-reso web」の運営チーム
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