CO2削減で日本は野心的な中期目標を—各国のNGOが緊急声明 
5 月 21, 2008
市民の立場から環境や貧困、平和、人権などグローバル問題の改善を目指す「2008年G8サミットNGOフォーラム」は4月24日、政府に対し、国内の温室効果ガスを2020年までに1990年比で25〜40%削減する中期目標を設定するよう求める緊急声明をまとめた。7月に開催予定の洞爺湖サミットを前に、サミットの議長国として「野心的」な政策を提言するよう要求。京都議定書に定めのない2013年以降の次期の温暖化防止に関する枠組み交渉の合意に向け、日本がその議論のリード役として責任を果たすよう求めている。
同日まで京都市国際交流会館で開催されていた「Cilil(シビル)G8対話」で発表されたもので、20カ国から約180人の関係者が参加した。洞爺湖サミットで焦点になる地球規模の問題について、各国のNPO・NGOが市民社会の視点から各課題の現状や解決策を議論し、G8先進各国・地域の首脳の個人代表らと対話を行った。
緊急声明は「日本は率先して野心的な政策を提言しておらず、議論は進展していない。このままでは、洞爺湖に集う首脳達が何ら積極的な成果を上げることができない」と指摘。G8先進各国における交渉プロセスが、国内外から信頼されるようにするためにも、議長国として、法的な拘束力を伴う中長期の国別削減目標を表明することが不可欠だと強調している。
2008年4月30日掲載
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